
フェリス「あんたが破ったんでしょ」
マリン「おねーちゃんだって面白がって出入りしてるじゃないの」
フェリスとマリンはこんな風に顔をあわせるどころか、近寄ることも少ない。
雌同士という事が理由なのか…私にはわからないが、とにかくフェリスのほうからマリンによっていくことはまずない。
かといって、フェリスに限らず、毛を毟りあうような取っ組み合いもない。
お互いに、ネコ同士の付き合いをどうしたら良いかが判っていないように見える。
マリンは外にいるとき、ネコのコロニーにいた。
しかし、生まれて3ヶ月の時に瀕死の状態で発見されたところから、ネコ社会の仁義を知る余裕もないほどに、過酷な毎日を送っていたのかも知れない。
そして我が家の3にゃんはといえば、臍の緒付きで百均ショップの袋に入れられ、道端に捨てられたあと、人間の手で育てられた。
おそらく臍の緒を切ったのも人間だ。
まるでネコ社会の決まりなんて知らない。自分がネコであることすら自覚がないかもしれないのだ。
しかも、兄弟だけでずっと過ごしてきたから、年下の爆弾娘をどう扱えばいいのか、それも判らないのだろう。
…と振り向けば4にゃんが適当な距離を置いて、全員で私の背中を見つめていた(^^;

