- 2005-02-15 17:57:55 (Tue)
- たわごと
その昔、まだゆりかもめで通勤していた頃の話。
私の前に、A4コピー紙の束を読んでいる男性がいた。
ゆりかもめの車両は狭い。
したがって通路も狭いし、座席数も少なく、ラッシュ時には隣の人の口臭を我慢しなければならない距離に立つなんて事はざらである。
したがって、件の男性の書類も、私は別に覗き見しようとしたわけではない。
普通に立っていたら視線の先に書類があっただけなのだ。
隣に座ったオジサンの新聞や週刊誌の見出しをみるような気軽な気持ちで、その書類を見てしまった。
しかし、すぐに私は驚きそして困惑した。
その書類には実名と住所と「電話OK」のような事が書いてあり、再現ドラマの台本のような見出しがかかれている。
離婚がどうした不倫がどうした再婚がどうしたといった、どろどろした話のようだ。
男性は、(電話やモザイク入りの顔出し出演での)視聴者参加番組のスタッフで、これから放送する予定の資料だったのではないかと容易に想像できた。
しかし、実名、電話番号、住所が書いてあるような資料は、普通社外秘なのではないのだろうか。
もし、そうでないとしても、覗き見が簡単に出来るような電車の中で読むのは、どうみたって愚かな行為である。
私はすぐに読むのをやめたが、悪意を持った人間なら、携帯メールを打つ振りでもして情報をメモし、あとで脅迫電話をするかもしれない。
そして、エピソードを提供した人は、まさかそんな呆れた事が行われているとも知らず、幾ばくかの謝礼目当てに(それだけが目的とはいわないが)自分や家族の恥をさらしたのである。
ノートPCや携帯電話には偏光フィルタで防御するという方法もある。
が、流石に紙媒体の覗き見を防止するのは難しい。
覗き込んだ私には絶対に罪はないとまではいわないが、そういう物は社内だけで読むべきものなのだから、身に覚えのある方は是非反省欲しい。
他にも、顧客の企業名がはっきりと印刷された資料を車内で読んでいる人など、こういう危ない行為をしている人は何度か見かけた。
個人情報の安全性がどーしたこーしたと世間で色々言われて久しいが、まだまだこんなお粗末なことが日常的に行われている。
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