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善意

新潟の地震のときもそうだったのだけど、普段とても冷静な判断をされる方ですら、他人がサイトや日記やメルマガなどに書いた「伝聞情報」(つまり既にこの時点で情報が古くなっており、フィルターが掛かっている可能性もあった)を、そのまま全文をコピーして自分のサイトで掲示したという事があった。

しかし、現地の状況は刻々と変わるものであり、現地で何が必要であるといった具体的な事は、現地の人だけが発信する方が良いのではと思っているうちに、同じ文章がネット上に溢れ返った。

このときは他の要因も重なって、情報発信もとのブログでは炎上騒ぎなども起こり、後味の悪い思いをした。

以来、例えば知人が発信元で、その記述が間違いなく事実だとわかっていても「コピー&ペースト」だけは避けるようにしている。
簡単に事情を書いて、ソースへのリンクを張るだけ。

 情報の“チェーン化”を問題視した一部のユーザーは、チェーン日記を憂うコミュニティーを作成。写真家の早期発見を願いつつ、写真家本人や、ロス情報に関係ないユーザーは、不用意にチェーン日記を広めないよう、また、日記に書いた場合も、家族の携帯番号や「コピーして広めてください」という文章は削除する呼びかけている。

 このコミュニティーの紹介文には、以下のように書かれている。

 「mixiの善意が集まった結果、善意が善意であり続けることができなくなったことがご理解いただけますでしょうか。こんな悲しいことがあるでしょうか」

 「(日記の削除をお願いしていることについて)多くの善意に対して、大変申し訳なく思います」

(思い当たる方は、是非リンク先の記事を全文読んで下さい)

これは私もmixiでつい最近見て知っていたが、前述の理由で取り上げなかった。

実は、多摩の獣医師に関しても似たようなことが起こっていて、前にそのことを書いたのだけど、幸いにして問題は起こっていない。

加えて言うと、獣医師の件に関しては、この考えと少し違う行動をとった。
被害者の中に私の知人もいなければ、あの獣医を直接私が知っているわけでもない。
それでもなお紹介したのは、これが事実であると考えるに足る情報が別の方面からも得られた事が大きい。
また検索エンジンの上位に「問題の獣医師のサイト」が必ず出てしまうため、今後も被害者が増えるのを食い止めるためには、blogの記事に書いてロボットに早急にクロールしてもらうのがよいと考えたのだ。

今後も同様のことは繰り返し起こるのだろう。
せめて脊髄反射はやめて、下書き状態で半日ぐらい寝かせた方が良いように思う。
自分がしたことでどういう事になるかを考えるために。

さてもうひとつ、善意に関しての話。

 重い心臓病におかされた女児の救済募金が、インターネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」などで激しい批判の対象になっている。女児の両親と有志が手術に必要な1億3600万円を目標に募金活動を始めたが、ネット上では父親がNHKに勤務していることなどを理由に募金が必要なのかなど疑問を投げかける声が続出している。

すでにまとめサイトができているし、やはりmixi内でこれも「コピペ」状態で相当広まっているようだ。
私には、まだどちらの言い分が正しいのか判らない。

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