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はじめての大学病院(2)

はじめての大学病院(1)の続き

この日一番の驚きは、内診台。
10年前に行った町医者の「一見拷問具か?」というのよりはマシだけど、これまで通っていたクリニックのよりは旧式な事。しかもカーテンがある。クリニックはカーテンもなく、もっと広々。
内診台とかが違うだけでも不安になるのかと、ちょっとした発見でした。

(内診台については別途もう少し詳しく書きたいと思います)

エコーで見ながら「ああ、おおきいね。おへその下ぐらいまである」と仰います。
へそ下ねぇ。そりゃ妊娠5ヶ月にも見えるって訳だ。
それから、どういう流れだったか忘れましたが、私が「全摘の方が楽だって聞いたので」というと「楽っていうのはどういう事かなぁ。全摘でも核出でもちゃんとできるんですよ」という答えが返ってきました。
カーテン越しの会話だと、先生の表情が見えないので、ちょっと怒っているのかと思ったんですが、そうでもなかったのかな。
ホラ「どっかで聞きかじった事を、素人の癖にわかったような口利きやがって」みたいな。
慌てて「いや、核出だと縫う箇所も多いから癒着やら、その後の腸閉塞が心配と聞いたもので」というと「いや、癒着はね、内臓をいじるんだから必ずというほど起こるんですよ。ただ、その後なんでもない人もいればそういう人もいる。僕は30個筋腫があれば30個取りますよ」
なるほどー。全摘のほうが出血も少ない(切る箇所が少ないから)ので医者は安全な方法を進める事が多く、したがって「こんな大きいのは全摘!」という先生ばかりなんだと思い込んでいましたが、ある意味腕に自信があってのこういう発言なのかもと思った。
でも、この先生が執刀するわけじゃないだろうし。あと、やっぱりカーテンは無いほうがいいな。

子宮頚がんの検査もしてもらって、あっという間に内診は終わり。
また診察室に戻ります。

やっぱり今の状況が苦痛なら手術でしょうね、などと会話しつつ、MRI撮影の予約、血液検査の指示、(MRIの結果を見ながらの)方針の相談の予約を、先生自らパソコンで入力して行きます。
結構良くできたシステムみたいで、血液検査は予約を入れると採血室にすぐに指示が飛んで、私が行ったときにはラベルの印刷も終わって準備万端でした。
あと、身長と体重を聞かれたぐらいか(をい、血圧は?)

で、これまた最後が「はい。終わり」みたいなことを仰らないので、立ち上がっていいのかどうか迷っていたら「あ、もういいです」とまた小声で。歯切れが悪いっちゅーの。

診察室をでて、看護師さん(キュートではきはき、好感度高し)からMRIの注意、今日まだやるべきことの説明、鉄剤の処方はするかどうかなどを話しました。
このとき、さっき予約した検査などの日付が入った用紙と今日やるべきことが書いてある紙を手渡されます。
鉄剤はそろそろなくなるので、処方箋を書いていただく事にして、採血が終わったら取りに来てと言われました。

婦人科を後にして、同じフロアの採血・採尿室へ。受付でさっき渡された用紙を見せます。
男性と女性が採血に当たっていました。ここでも番号札をもらって、順番を待ちます。
順番が来て席に着くと名前を言ってくださいと言われます。間違いが無いよう、確認しているんでしょうね。
そこそこベテランっぽい感じの男性が採血してくれたんですが、実際はあんまりテクがなくて、私の細い血管をみてしり込みしちゃいまして。
「献血できたんですよ、これでも」と言ったら、「さすがに点滴の針を使う自信が無い」とか言って、翼状針とシリンジを使っての採血をされてしまいました。
正直言って、クリニックの看護師さんだって上手な人だとびゃーっとあっという間に5ccぐらい抜いてました。
でも今日はシリンジと針の間の細いチューブを通るスピードが遅い遅い。ちゃんと太い血管の真ん中に針が入ってないか、角度が悪いはず。(実際、途中で針の角度をちょっと変えたら出が良くなったのよ・笑)
これから先、何度もこんな目にあうのかな。今回は針の刺しなおしやぐりぐりはなかったけど、下手な人だとやられるからいやだなぁ。
とにかく、肝機能とかヘモグロビンとか、用途別の4本の小さな容器に採血されました。その途中でさっきの看護師さんがわざわざ処方箋を持ってきてくれました。ますます好感度アップ。
採血が終わると、検査項目の横に済みの判子を押してもらって終了。(この紙はここで回収された気がするけど忘れた)

その後、自動支払機で診察料を払って今日の診察は終わり。

ここまでで1時間ほど。
で、結局血圧結果の用紙って何処でも要求されなかったんだけど。

Comment:8

quark2006-11-20 (Mon) 23:29

こんにちは。
私は入院の経験もないし、性別も違うしで何を書けばいいのかさっぱり分かりませんが、blogが更新されるのが楽しみであります。
いや、Qantum Leapの日本未放映エピソードガイドを見届けるまでこのblogを監視します(笑)
待ってますよ〜

神渡 りり[TypeKey Profile Page]2006-11-21 (Tue) 00:02

quarkさん、こんばんは。

ええ、いいんですよ。無理に書かなくて(笑)
私も未経験の事だらけで、興味津々で記録を残しております。

QLは最後のシーズンがそろそろ届く予定なんですが、まだ連絡ないなぁ。
これ、見たいけど見たくない。
だって、ついに終わっちゃうんだもん。
それに、掟破りの有名人へのリープが一杯あるし…。
ああ、いつ見ようかなぁ(^^;

エピソードガイドなんて、ちょっと大袈裟でしたね。
物語の時代の事をじっくり掘り下げたりするのは出来ない性格なんで、たぶんお気楽感想集みたいなものになっちゃうと思いますよ。
だから、あんまり期待しないでくださいね。

poohpapa2006-11-21 (Tue) 07:47

おはようございます

りりさん、このシリーズはイイですね~。

私は男性ですが、同じご病気にかかっていて、これから手術等の決断をしなければならない女性にとって、今まさにリアルタイムで進行している医療の様子は何よりの指針と励ましになりますモン。

こういう記事こそがブログの真髄なんでしょうね。私のブログの「馬鹿!死ね!ぶっ殺すぞ!」路線、少しは考えなきゃ・・・^_^;

オープンに詳細を綴るりりさんの勇気と決断に心から拍手を送ります。


神渡 りり[TypeKey Profile Page]2006-11-21 (Tue) 21:38

poohpapa様

なにを仰いますやら。
「ぶっ殺す」はともかく、歯に衣着せぬ数々のエントリは、普段もやもやっとした気持ちを文字にできない私のような者からすれば、痛快そのもの。
これをやめられたら明日から私は何を頼って生きればいいのやら…ヨヨヨ(笑)

それに引き換え私のは備忘録以上の価値はないシロモノ。
読みにくいし判りにくいし、本当に誰かのお役に立つのかどうか。
他の皆さんが簡潔にまとめられているのを見るに付け、すごいなぁと思います。

ばあや2006-11-22 (Wed) 10:42

血圧のオチには笑いました。わははは。

それにしても今は自動支払機ちゅうもんがあるんですか、びっくり。
で、意外と時間がかからないんですね~。進化したのかしら。

神渡 りり[TypeKey Profile Page]2006-11-22 (Wed) 14:15

前回のかかりつけに行った際に、遅刻しそうで駆け込んだら、受付のお姉さまから「そこの機械で血圧測って」って言われまして。
それまで数回通って初めて言われたんで、今日はなにか特別な診察でも?と思いつつ「でも、走ってきたんで」というと、じゃあ後でもいいですって(^^;

結局、前回言われていた子宮体癌の検査も、血圧測定もなしで、紹介状書いてもらって終わりでした。
ちゃんちゃん。

うーんと。時間についてはテキトーです(笑)
病院をでて、近くの緑モスに入ろうとした時「昼ごはんには早い」と思ったのと、確か時計が11時過ぎだったんで、まあ、そんなもんかと。
つまりは、K医師とそんなに長く話していなかったともいう(T_T)

診察室で検査やら何やらオーダーを出すのが、予定表を見ながらマウスでクリックするだけですからね。
グループウェアの会議室予約みたいなもんですわ。
で、次のところにはもう指示が行ってるんで、待ち時間が極端に少ないです。
なのに待合室は立錐の余地なしってのが、不思議でしかたなかった。

自動支払機は画期的。
磁気の診察券を突っ込むと金額が出るからあとはお金を入れるだけ。ATMそっくり。
でも、とびこみの人用に、診察内容の書いてある紙の隅っこにあるバーコードを読み取らせることも可能。

いやー、システムは確かに進化しておりまする。
内診台が古かったのが惜しい。

ばあや2006-11-22 (Wed) 22:34

丁寧なレスありがとうです。

あの病院だとしたら、2年ほど前の話ですが、科は違うけど診察まで最長で2時間待ちでした。
あ、そういえば他の先生に診てもらったことは一度も無かったです。主治医は最初に会った先生になるシステムなのか、それとも科によるのかしら。
次回も楽しみでござる。(ってひどい?)

神渡 りり[TypeKey Profile Page]2006-11-23 (Thu) 22:58

うん。ひどい(泣)
なんちて。

そっかー。主治医は変わらないのかぁ。ちぇっ。

ひょっとすると、先日は初診だったから早かったのかも。
10年ほど前に乳がんで引っかかって検査に通っていた別のh病院は3時間待って3分なんて事、ありましたっけねぇ。
そこはいろいろあってもう行ってないけど。

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