実は、前のエントリを書いた後の深夜、激痛と高熱に襲われてしまいました。
何度か「救急車」が脳裏に浮かんだのですが、猫を置いたまま出かけるわけにも行かないので、もし病院に行くならちゃんと段取りをしなければとか、なんとか、色々理屈をつけまして朝になりました。
このまま胃腸炎か何かだった、という展開になって欲しかったので、大量発汗でヘロヘロ状態のまま翌日会社を休んで様子を見ました。
しかし、どんどんお腹が痛くて、咳などしようものなら腹筋がビクーンと突っ張ってえらいことになるし、頭は痛いしなんだかんだで、かなり辛くなってしまいました。
この日はまだ胃腸炎かもと思って、朝昼絶食状態、夜になって恐る恐るコーンフレークを食べてみたところ、なんでもありませんでした。
ついに、8日。観念して家から20mほどの病院へ。
どうにも流行りの風邪じゃないみたいだから、今かかっている大学病院に行きなさいと紹介状を持たされタクシーを呼んでもらいました。
(このとき、先生がおなかを触るとカチカチだったんですが、これは筋性防御というものだったと、後日ERを見て判りました)
受付で紹介状を見せ「もぉ、痛いのですぐ看て欲しいんです」と告げる。程なく車椅子が来て、それに乗せられて婦人科まで移動。
そのまま通常の外来の合間に割り込んで診察してもらい、内診、エコー、触診の後腹部レントゲン撮影の為また移動。現像されたのを持ってまた戻り、筋腫が原因で炎症が起こっているのだろうから、このまま入院しなさいという話に。
ところが、携帯電話を持たずに出かけてきていたので、一旦帰らないと誰にも連絡できず、会社は無断欠勤、友人からは行方知れずと、困ったことになるので帰らせてと直訴。
そんな体で大丈夫?~と看護師さんに見送られ一旦帰宅。
(ちなみにこの時点で何も処置してもらっておらず、痛みに耐えて海老のような格好でよろよろ歩いていました)
家から友人に電話。あいにく留守だったので留守録に「入院することになってしまったので、猫のこと頼みたい」と入れました。
職場にも「入院ということで、詳細は後日」とだけ伝えて、身支度をしました。
既に、来月の入院のために用意していたものなどがあるし、他に何が必要かも大体頭に入っていたので、それらを小さくまとめて家を出ました。
ところが、いつもはかなりの頻度で通るタクシーが全然来ず、大通りを目指して海老オバサンがよろよろ(^^;
あと少しで大通りというところで、タクシーが来たので乗り込んで病院へ戻りました。
今度は婦人科受付直行で「入院する事になったんですが」と告げ、看護師さんが迎えに来るのを待つ。
ここからまた車椅子で自分の病室まで移動。
緊急だったので2人部屋でしたが、文句は言えません(諭吉がどんどん飛んでいく~~~~)
で、看護師さんの一番偉い人がニコニコ挨拶に来たりするんだけれど、まだ処置はしてもらえず、いつになったらお薬もらえるのかしら~~~と我慢していたら、ひょっこり友人が現れました。
私は落ち着いたらまた連絡するつもりだったので、まだ病室を知らないはずの友人が来たのに驚きました。
外出から帰って、私の留守電を聞いて、病院に直行して受付で入院した部屋を確認してくれたそうで。ありがたいことです。
友人にも「まだ何もしてもらってないのよぉ」など話していると、主治医が忙しくて来られないとかで、まだ若いドクターが来て私の左腕に留置針を刺しました。
ここに、ブドウ糖の点滴1本と抗生剤(セフメタゾン)の入った生食の点滴1本がつながれてひと段落。
朝から何も食べてなかったので、ブドウ糖はありがたかった(と、思う)
痛み止めを使ってくれないので、かなり辛い状態のままで猫の世話について友人夫妻に色々とお願いし、我が家へ行っていただきました。
実はこの辺りの記憶はかなり怪しいです。
確かこの後でやっと「痛み止め使いますか?」と聞かれ、ようやく痛みから解放されたのです。
使ったのはボルタレンという座薬で、これが無かったら眠れないほど痛みがありました。
この後、病院内のオリエンテーションなどしてもらい、夕食を少しは食べて、そのまま就寝しました。
というのが初日でした。(多分)
あとは昨日まで午前点滴、午後点滴。それだけ。他には何もせずひたすら炎症が治まるのを待ちました。
昨日の朝の血液検査の結果が良かったので、晴れて今日の退院となりました。
窓から東京タワーと六本木ヒルズが見えました。
なぜか昨夜は早々にクリスマスのキャンドルサービスがあり、病院内イベントまで体験することとなりました。
まるまる1週間、シャワーを許していただけなかったので、今現在髪の毛がヤバイっす。(体は蒸しタオルで拭き放題でしたので、不快感はありません)
お腹の痛さは、おそらく来月の術後と同じ状態だったので、今回の入院はまるで来月の予行演習でした。
こんなに痛い予行演習なんかイラナイけど(泣)
まだ痛みは残っています。おそらく、手術の日までなくならないので、鎮痛剤で騙しだまししながら、当日まで過ごす事になります。
なにはともあれ、再び猫たちに会って「誰?」と言われなかったので安心(笑)
2006/12/15 追記
書き漏らしがありました。
入院した日、レントゲンの前に採血されました。レントゲンから戻ったときに血液検査の結果を見た看護師さんが「こりゃ入院だ。29だって。普通は0.2とかなのに」と車椅子を押しながら平然と仰る。
でも何が29で、それがどのぐらいすごいのか判らないので「はぁ、もう、どうでもいいからすぐ痛くなくしてください」という気分でした。
その後その数値は体内で炎症があるかどうかをあらわすらしいと判りました。
とにかくそれが正常値になるまで抗生剤を使う事になったわけです。
以下、C反応性蛋白(CRP) の推移
当日 29
4日後 8
退院前日 正常範囲
陰性といえるのは0~0.2までぐらいだそうで、それ以上は体のどこかで炎症が起こっていると考えられるわけです。
どうも4日後の結果の8ですら「即入院」という値らしく、どうりでその日は「抗生剤の効きはとてもよい」と言いつつも「まだ返さないぞオーラ」が先生から漂っていたわけだと今更ながら思います。
(こっちからすれば、暇だし、座薬を使えばそれ程痛くないし、まだ返さないなんてボッタクリ?なんて疑ったりして。ごめんなさい、先生)
ただ、同日の内診の結果、子宮内部には異常が無いので、とにかく炎症が治まれば今後のスケジュールも変更しないでよいだろうと言っていただけたのでした。
その後CRPについて調べてみました。
私の場合、すこし治まった木曜で29ですから、火曜の夜の一番痛かった時(急性期)に、ああ救急車…などと脳裏を掠めた頃、そのまま病院に行ったらどんな数値が出たのやら。ぞっとします。
だって、ええい手術しちゃえとか言われたら困りますもの。
(実際、退院時に渡された書類には「場合によっては緊急手術」と主治医のメモがありました)
術前検査をして万全の体制で臨んでいただくのとはリスクの大きさが全然違いますからね。
今回ばかりは、医者嫌い及び生来の我慢強さが功を奏したと考えます(よい子はマネしないでね)
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