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book review Archive

猫語の教科書  猫語の教科書

今朝、通勤途中の民家の車庫に外猫さんがしゃがんでいてふと目が合いました。
ちょっと太めな黒猫さんで赤い鈴をつけていたので、飼い猫かもしれません。
この黒猫さん、私と目が合ったとたんに口をあけて鳴いたと思うのですが、私はウォークマンを聴いていたので声は聴いていません。
私は歩きは止めず、目を合わせたまま咄嗟に「あおーん」と大きく口をあけ声は出さずにご挨拶。

そのときすれ違った男性は「なんだこのオバハンは?」と思ったかもしれませんね。
でも、イヤホンをしているときに声を出すと音量が調節できず思ったよりも大きな声になるので、それは避けたかったんですもん。
ま、声をだして「みゃーお」なんてやっても「アホか」と思われたでしょうけど。
ちなみに普段外で猫に出会ったら、相手がどう出ようと声をかけて挨拶します。十中八九が逃げちゃいますけどね。

という訳で、今朝はニンゲンの私が思わずsilent miaowを実践してしまいました、というお話。
Silent miaowとは、声を出さずに鳴く、猫特有のしぐさ。通常は猫の同居人のみが与えられる、ステキな瞬間。
ポール・ギャリコの猫語の教科書を読むまで特に名前は付けていなかったけれど、実家の猫は声を出さないニャオーンができる子でした。
(たまに、小さくかすれた声が聞こえたり、アッハンみたいなため息がオマケについたりもしましたが)
もう、これをやられたらメロメロというか、どんな状況であっても駆けつけちゃうぞみたいな(^^)

しかし、我が家の4にゃんずは誰もやらないんですな。
いつだったか、ごんぞが偶然1回だけやりましたが、silent miaowと呼べるのはその効果を猫自身が知っていて利用した場合のみだと私は勝手に決めていますので、あれは本当に偶然だったようです。

べ、別にウチの猫達にこの本を読ませないようにしているわけではありませんよ(汗)

猫語の教科書 (ちくま文庫)
ポール ギャリコ Paul Gallico 灰島 かり スザンヌ サース
筑摩書房 (1998/12)
売り上げランキング: 17897

小説「しゃべれども しゃべれども」  小説「しゃべれども しゃべれども」

私が今使っている携帯は、上の方に1行ニュースの見出しや広告がテロップ表示されます。
いつもはちらりと見てそれで終わりか、気になる見出しであればそのままクリックしてニュースの概要を読みます。

先日、たまたまメール着信のチェックで携帯を開いたら、そのテロップに「しゃべれども…」と出ていたので、公開中の映画のPRかと思ってクリックしてみました。
ちょっと暇だったので、本当に暇つぶしのつもりでした。

やがて表示されたのは電子ブック「しゃべれども しゃべれども」の広告で、試し読みができるとありました。
「ほほう、原作はどんな感じなのか」と軽い気持ちでリンクをクリックしたら…見事ツボにはまってしまって。

試し読みとは言っても書店で紙の本を読むのとは違って、数ページを読ませて客をくすぐるわけで、もしどの作品も最初からしか抜粋できないとしたら、出だしが単調な作品は不利かもしれません。
その辺がどうなっているのかは、今のところ私は知りませんけど。

結局、はまったツボから抜けられず、パピレスで電子ブックを購入してしまいました(笑)
最初の1冊を購入した後、初めて読むときにビューワ(EZアプリ)がダウンロードされる仕組みになっています。
ビューワの操作はさして難しくないし、しおりが挟めたり文字の大きさが変えられたりで、文庫本よりメリットが多いと感じます。ま、電池が切れたら読めないのが致命傷ですが(^^;

500円という価格を考えると、文庫本を買って持ち歩いて読んでも大差がないようにも思えます。
ですが、読み終わったら古本屋に持って行くのも面倒、誰かに押し付けるのも面倒、かといって部屋には置くスペースなどこれ以上無いし、図書館で借りたならば期日までに絶対に返せないし…という事で、最近めっきり読書量が減っていた私としては、携帯で本が読めるのはかなりのメリットだと気がつきました。

何はともあれ、これを購入したお陰で、鞄が更に重くなることもなく通勤中の読書が再び可能になってちょっと充実した毎日を送っていました。
欲を言えば、ハリポタの原書が電子ブックで読めたら一番嬉しいんですが、無理でしょうねぇ。
オーディオブックで「読む」ような耳は私には無いので、今のところ通勤中に読むとしたら携帯電子ブックが一番なんですけれど。

あ、肝心の「しゃべれども しゃべれども」ですが、主人公の三つ葉のべらんめぇ口調が実に心地よく、読んでいると乗り移ってきます。
ついつい車内で肩が触れた人に突っかかって行ってしまいそうで危ないです…ってそれは口調のせいだけではなくて三つ葉の短気な性格も手伝っての事なんですが。

終わり方があまりにも普通の青春ドラマな方向なのがちょっと残念ですが、飽きることなくどんどん読むことができました。
あと、十河が「自分が嫌いだった」とか「付き合った相手からすぐ嫌われる」というくだりが、自分と重なって見えて心がチクリと痛くなりました。
でも、嫌われるのが怖くてひねくれた男をとっかえひっかえ付き合ったりとかはしてないし、三つ葉のような人には未だに出会っていないので、相変わらず私は自己評価が低いままですが(^^;

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本当の贅沢  本当の贅沢

本ばかりたまってしまうのがわかっているのに、買ってしまいました。

パピー発 手編みの本。〈Vol.5〉
日本タクソン
パピー (2006/09)
売り上げランキング: 148029

ミュルティコでステキな編み込みしている作品と、先日一目ぼれしたヴァラッロで編んだ作品数点、どちらも風工房のデザインで、超ラブリー。

ヴァラッロはmoblogで更新している通り、先日来セーターを編んじゃっているわけですが、この本を見たら方針変更したくなってきました。
まだ10センチほどですし、どうも10玉では足りなさそうなのが判ってきていたところなので、解いても惜しくないです。
ただ、いくつかあるうちのどれにするかという贅沢な悩みが残りますが(笑)

あと、金子ユリさんのデザインにもヴァラッロが出てきます。
結構に太い糸なのにすっきりまとめてらして、流石だなぁと思いました。

でもそんなにいくつも編めないので、本当にどれにするかで何ヶ月も悩みそうです。

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あみねこのいる生活  あみねこのいる生活

勝手に本家サイトに引っ越した上、停止中なライブカメラですが、その最後の画像には私が昨年猫に邪魔されつつ製作した「キーライム君」がたそがれています。

キーライム

これは、ねこやまさん@猫の写真とあみぐるみオリジナルの編み図をお借りして編んだものです。

だらだらあみねこさんにはファンがたくさんいるので、全国に兄弟姉妹がいるのですが、面白い事に同じ編み図を使っているにもかかわらず、みな個性があって楽しいのです。

おたまが流行ったお陰で、編み物をする男性も少しずつ増えているようです。

そのねこやまさんが、あみねこさんの本を出版されました。
ねこやまさんのサイトで紹介されている編み方では今ひとつ…と思った方にお勧めの一冊です。

あみねこのいる生活
あみねこのいる生活
posted with amazlet on 07.05.25
ねこやま
主婦と生活社 (2005/01)
売り上げランキング: 60861

Brian Froudの世界  Brian Froudの世界

Brian Froudの描いた架空の生物がたまらなく好きです。

ブライアンはダーク・クリスタルやラビリンス(デビッド・ボウイ!)のクリーチャーのデザインをしたことで有名です。

しかし、私はMonty Pythonのテリー・ジョーンズつながりで出会いました。
イギリスではどちらかというとネタになっているような気がする妖精写真がありますが、それをパロディにしたような「妖精を見つけちゃった女の子の日記兼コレクションブック」というコンセプトの絵本がブライアンとテリーによって出版されたのです。

それがこれ↓

Lady Cottington's Fairy Album

とても楽しくて恐ろしくて美しい本です(爆)
楽しい=いたるところに仕掛けがあります。
美しい=挿絵はチェルシーに入っていたカードの妖精(わっかんねぇだろーなぁ)そのままです。
恐ろしい=買ってみればわかりますってば。

ところで、この本を見ていて、どこか懐かしい気持ちになりました。
別に時代設定が昔だからじゃありません。
何か他のところで見たことがあるなぁと、漠然と感じたのです。

そう。冒頭にも書きましたが、ラビリンスです。
私はこの映画の監督である、ジム・ヘンソンのファンなのです。
意外なところで、いろんな人がつながっているんですね。

そして、ブライアンの新作がこれ。

Goblins!: A Survival Guide and Fiasco in Four Parts
Brian Froud Ari Berk Wendy Froud
Harry N Abrams (2004/10)
売り上げランキング: 124983

これはUS版で、UK版はまだ予約受付中のようですね。
ファンとしてはUK版を買うべきなのでしょうか?

Brian Froud公式サイト
http://www.worldoffroud.com/

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猫パンチを受けとめて  猫パンチを受けとめて

育猫書ではない。が、そういった話がコラムとして随所にちりばめられている。猫初心者には心強い味方になるだろうし、ベテランには他の人の考えを知る良い機会となるだろう。

著者はシッター歴も長い(キャットシッターは彼女の会社の登録商標だ)し、多頭飼育もしていて、ペットロスも経験している。沢山の家庭を見てきた彼女ならではの面白い話が満載である。(「家政婦は見た」の市原悦子の如し)

猫パンチを受けとめて
南里 秀子
バジリコ (2002/08)
売り上げランキング: 277669

猫を飼えないババさんが、チーのごはんパパになるまで  猫を飼えないババさんが、チーのごはんパパになるまで

猫を飼えないババさんが、チーのごはんパパになるまで
馬場 広信
メディアファクトリー (2001/03)
売り上げランキング: 1069046

3にゃん保護前に読んだので、読後、いーなぁ私もごはんママしたいなぁなどと戯けた妄想にひたっていた。実際の保護とはそんな甘い考えでは出来ない。

著者は普段は戦場へ行ってのレポートなど実にハードな仕事をしているライターだが、猫パパ初心者で猫の毛アレルギーにしてはとても素晴らしい行動力だと思う。面倒を見てもらったチーも幸せだったろう。

これ以上短いタイトルに出来なかった気持ちがわかるような気がする。

The Cat's-Eye View  The Cat's-Eye View

日本のAmazonからも洋書が届きました。
とても可愛い装丁のミニブックです。
小さいからといって侮れませんよ。内容はしっかりとしたものでした。

あなたの猫は何点?
猫のしぐさにどんな意味があるか
爪とぎ場所トップ10など

The Cat's-Eye View

最後の「猫の同居人が身に着けてはいけない物」にはニンマリ。

極楽にいった猫  極楽にいった猫

久々にホロリと来た。
とても短いお話なので通勤電車の中で人に揉まれながらの読書だった。
もう少しで下車駅という所で、最終ページになった。

もう、目の前ウルウルで、かなり恥ずかしかったなぁ。

内容は、売れない絵師と、彼の身の回りの世話をしているばあや、そして三毛猫。

その猫は、今日のオマンマにも困るようなときに、なけなしの金をはたいてばあやが漁師から買ってきたものだった。
腹をすかせていた絵師は当然怒るのだが、ばあやに言いくるめられでしまう。

以下、ネタバレ注意

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第16章 炎のゴブレット  第16章 炎のゴブレット

【感想】
ハロウィン前日。とうとうトーナメントの代表を各校から一人ずつ選出するときが来た。
普通ゴブレットというと聖杯を想起するもんじゃないのかなぁ。私はそこで、べったりと装飾がついた金属かガラスの脚付きの器が出てくるかと思ったら、結構なサイズの木の器でした。
しかも淵には青い炎が燃えているというしろもの。この杯は燃え尽きて炭にならんのか?
その炎のついている杯に自分の名前を書いた羊皮紙を入れることがエントリーの証し。自薦他薦問わない。ってところがなにやら怪しいざますよねー。ぷんぷん臭います。
とりあえず、豪華な晩餐と、トーナメントの説明で夜はふけるのだけど。
杯の周りにはぐるっと線が引かれ、それを超えられるのは唯一の条件「17歳以上」を満たす者だけが超えられるのだとダンブルドアが言う。
ふふふ。これが次の展開への伏線なのね…。翌朝のツインズ(フレッドとジョージ)の行動が笑える?。
また、大女のマダム・マキシムに惚れちゃった(もともと知り合いだったのかどうか私には読解力が無くて不明の)ハグリッドは、あの爆発ヘアに油を塗ったくっておしゃれをする(爆)
そして…代表選手の発表の時間。なななんと…。お約束とはいえ、ナンデヤネン! クラムとデラクール、そしてディゴリーが選ばれ、これで終わりと思いきや、まだゴブレットの火が消えない。そして中からはハリーの名を書いた羊皮紙が飛び出した!!
期待通りの展開ではあるけれど、14歳のハリーが何故エントリーできたのか、そしてこの先トーナメントはどうなっちゃうのか…大変だぁ。

【登場人物など】
フルール・デラクール:
 ワールドカップでブルガリアのマスコットだったヴィーラにソックリな女の子。ボーバトンの生徒。ロンがメロメロになる。

【読了日】
2002/10/17

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