Home > myoma of the uterus > report Archive

report Archive

祝卒業  祝卒業

今日で退院後5週間が過ぎました。

先週の木曜より仕事に復帰しました。
その前日はちょっと遠くの公園へ出かけ、7千歩以上歩きました。
帰宅後は疲労感がたっぷりで、翌日からの出勤に備えたはずが裏目に出たかも…なんて思ったんですが、ゆっくり入浴して眠ったら大丈夫でした。
(流石に筋肉痛は避けられませんでしたが)

職場では、椅子を立ったときにちょっと傷の辺りが引き攣れるような痛みがでました。
これは今日も感じていまして、どうも食べすぎか椅子に座るときの姿勢か、どちらかが関係ありそうです。

さて、今日は大荒れの天気です。
(天達天気予報士が春二番とか言っていた)すごい風の中、病院まで徒歩で行ってきました。

ちゃんと受付時間前に行ったにもかかわらず、掲示板にはまだM01と表示されています。私の受付番号はP01。
PってMNOの次でっせ。大抵アルファベットごとに2人?3人の連番が振られている(仕組みは全くわからず)ので、こりゃあ相当待つのだなぁと覚悟。
ソファの上を裸足でママに支えられつつアンヨしている男の子を眺めたり、入院中のメモを読み返してみたり。

10分ほど経った頃、M02に表示が変わっていました。
やれやれとため息をついたそのとき、「神渡さん、診察室へどうぞ」って名指しで放送が。

あれれれ、順番無視?
それとも表示システムが故障?
(後者の可能性が高そうですな)

とにかく、いそいそと診察室へ行くと、主治医のS先生がニコニコ笑って待っていました。
予約したときに、次も診察は無口でちょっとクールなO先生だと思っていたので、S先生に会えてちょっと嬉しい。
なにより、元気なところを直接主治医に見てもらいたかったので。

先生は私が椅子に座る前から「その後はどうですか?」と声を掛けて来ました。
そんな風に聞かれたら「ええ、そりゃあもう」って、ついつい優等生的なお返事を返してしまうではありませんか(^^;
細かい事を言ったらまだ何となく傷が痛むこともあるけれど、普段の生活には支障は無く、自分自身「手術後だから」という前置き無く行動していることにふと気づいたぐらいなわけで。

「じゃあ、もう卒業って事でいいと思うけど、一応卒業記念って事で診ておきましょう」
という訳で内診。
卵巣の腫れもなく、傷もすっかりいい状態になっているというお墨付きを頂きました。
確かに、内診のときにお腹の中に異物感が無いのがわかるんです。(巨大筋腫持ちで内診をされた人しかわかんないと思いますが)
すごく変というか不思議でした。

「もうスポーツや旅行をしてもいいんですか?」と聞くと「もう、なーんでも。普通にしていいですよ」とのお答え。
でも今腹筋できるかというと、チョー怖いんで、自主規制(笑)

念のため半年後にまた来てねといわれ、おおお、運がよければまたS先生の笑顔に会えるかもしれないと、嬉しくなりました(単純)
今後は子宮の病気の心配は無いけれど、卵巣が残っているので、婦人病の検査は定期的に行いなさいとの事でした。
そういう事で、半年後の検査からは以前の掛かりつけに行っても構わなかったみたいです。
でも、ここの方が近いし、S先生にも会いたいので半年後まではこちらの病院に行く事にします。

診察室を出るときはお互いがニコニコ。
ドクターたちは、毎日いろんな患者さんに接しているわけで、たまには私みたいな患者に会ってもらって、先生に「ああ、産婦人科医でよかった」と思ってもらわないと、と勝手に屁理屈をコネコネしながら帰宅したのでした。

お腹壊しまくり  お腹壊しまくり

退院後4週目です。

先週、円熟という黒ビールをコンビニで発見し、術後1ヶ月祝いを行いました。
祝いと言っても一人だし(情けねぇー)特にご馳走と言うほどのものを作ったりはしませんでした。
が、流石に毎日家にいると殆ど主婦みたいな感じで昼間に買い物に行っては「あら、いちごが安いわね」なんてつぶやいたりしておりまして、料理本をめくっては「今日はこれだ」とか、3分クッキングを見て「早速作るわよ」とメモったり。
で、前日に作った「きのこの当座煮」がことのほか美味しくて、ガンガン食べたせいなのか、それとも祝いのつもりで飲んだビールがまだ私の体にはいけなかったのか、翌日から今日まで下痢気味なのが治りません。

飲んだ翌日は、お腹だけじゃなく何となく変な感じがしたので、ひょっとしたらお酒を受け付けない体になってしまったのかも。なーんて考えてみたり。

それ以外は実に楽しい毎日です。
それと言うのも、やるべき事(確定申告とか、入院の記録を書くとか)を後回しにする悪い病が再発して(笑)編物ばかりしているから。
好きな事をやりたい放題なんだから、楽しくないわけが無いですわな。

実は入院直前にも、小物を何点か編んでいます。
入院の準備という事で余裕をもってお休みをいただいたんですが、去年の12月の入院が予行演習になっていて、支度が思ったより早く済んで時間が余ったのです(^^;
それらの詳しい話はまた別のエントリにて書く予定です。

昨日、美容院に行きました。手術前に行ったきりで髪がかなり伸びてきていたのです。
シャンプー台に座ってもお腹は痛くありませんでした。

その後、渋谷へ行きました。会社に行く日はパンツスタイルが多いのですが、どうしても傷が当たってしまうので、スカートを物色しに行ったのです。
カジュアルデーが廃止になってしまったので、それなりにキチンと見えるスカートがでないといけないのですが、そういうものでおヘソ付近を締め付けないようなデザインのものを殆ど持っていないのです。
結局、お気に入り(というか、ちゃんと探さないからそこぐらいしか知らないだけなんですが)のブティックでスカート1枚とパンツ2本、定番カットソーを2つ買って帰ってきました。
赤札がさらに30%オフだっていうので、ついパンツも買ってしまいました。店員さんは「こんなに安く売るのはお店としても初めてのこと」と言っていました。暖冬の影響だそうです。

あ、そうそう。
現在、痒くて傷を掻き毟りたくなります。多分、傷に下着が当たって擦れるのが原因だと思います。
でも、「エフシート」という、葛きりにそっくりのシリコンゲルシートとかいうものを貼っているとあまり気になりません。
エフシートの存在は入院前の調査中に知ったのですが、とある病院では退院時に貼るように言われるらしいです。
私の病院では特に主治医から貼るようにとは言われていません。
傷が綺麗に治るかどうかは判りませんが、少なくとも痒いのが軽減されるし、パンツをはいたときにファスナーで圧迫されるという感じもしなくなりました。
(結局、スカートを買いに行った意味がないような…ハハハ)

術後1ヶ月となりました  術後1ヶ月となりました

えーっと、退院後3週目か?
いいかげん面倒になってきたというか、特に大きな変化も無くなってきたので、1週間分をまとめて書きます。

傷の表面は2?3ミリ幅で赤くなっている。
これが、腹が出ているせいで広がっているのだとしたら、左右から寄せてテープでも貼らないと、そのままの幅で治ってしまうか、あるいはそのうち裂けてしまったりするのだろうかと、勝手に想像が膨らむ…むぅ。
見えない部分、つまり皮下で縫われている部分に関しては、上から触るとまだゴツゴツしているのが判るので、糸が解けていないのだろうと思う。

あとは、排卵痛なのかわからないけど、それらしき場所がチクチクと痛む日もあったりしたけれど、殆ど毎日普通に過ごしていた。

そして、今日が術後1ヶ月ということで、布団の上げ下ろしなど、腹圧のかかることも解禁。
でも実は数日前に、猫の御飯(1つ4kgが2つ)を天袋にあげてみたら、胸の高さぐらいはなんてことないのだけど、それより上に持ち上げた瞬間、「あ、腹筋が裂けるかも?(かなり大袈裟)」な感覚に襲われたのでした。
なので、なるほど急いで社会復帰などして無理をすると、むしろ完治するまでの時間が長く掛かるかもしれないなぁと思った次第。

お腹の調子はなかなか順調。
食事をしただけで疲れて昼寝なんてこともない。
一番の問題は怠け癖がついてきて、あと十日で療養が終わるって状況にないような気がしてきていること(笑)

腹が減る減る  腹が減る減る

2/6 退院後8日目
前日たくさん歩いたので、疲れが出て一日中家の中で過ごす。
たっぷり時間が有るのに、何かしたかというと特に何もしてない。
処方された漢方薬を飲み始めたけれど、まだ効いて来ず、朝のお通じは辛かった。

2/7 退院後9日目
薬が効いてきて、お通じは少し楽になった。
許可が出たのに気良くして、前夜入浴したのがいけなかったか、なんとなくだるくてこの日も外出せず。
買い溜めの食料品が仇となった。

2/8 退院後10日目
お通じ前の腹痛は殆ど消えた。
朝食のクロワッサンを買いにパン屋さんまで行った。
2041歩

2/9 退院後11日目
お腹はもう痛くならない。
ふと気づくと、自分でもあまり意識することなく放屁できていたりして(^^;
お通じも苦労しなくてもよくなってきた。これは薬のお陰なのか、乳酸菌飲料の力か、それとも傷が治ってきたからなのか。
体は何となくだるい。
たいして動いていないのにだるいのは、傷を治そうとしてエネルギーを消耗しているのだろうと勝手に解釈。
外出サボり。

2/10 退院後12日目
スーパーでなぜか青唐辛子を見つけ購入→とりぱんクッキング用。
近所のスーパーには青唐辛子はあったが、米麹が無かった。
ニラレバするつもりでレバーを忘れたので、一旦家に戻ってから、たまに行く別の商店街に出かけてみる。
しかし、良さそうなレバーが無くあきらめて帰宅…の前にお腹が空いてたこ焼き6個入りを買って帰る。
3時ごろおやつも食べたのに、食べすぎだよねぇとかなんとか言いつつ、これも傷を治すのにエネルギーが必要なんだと勝手に解釈。
歩数計を忘れたけれど、おそらく3000歩程度。

2/11 退院後13日目
麹を買うために遠いほうのスーパーへ行った。
もう、月曜に病院に行った時から、ほぼいつもどおりのスピードで歩けるので、セーブせず歩いてみた。
結局、片道15分強、買い物30分程度、計1時間弱を歩いても、特に問題なし。
って、これだけ書くともう社会復帰できるじゃんって言われそうだけど、それは未だ無理。
4795歩

2/12 退院後2週間
昨日たくさん歩いたわりには疲れていない。
でも、やる気がでなくて家事をサボったって事は、やっぱり疲れてるのか(^^;
午後、夕食のおかずを買いにスーパーへ。
お魚がどれもこれも美味しそうに見えて(実際はそんなこと無い)買いたくなるのを我慢。
1202歩

退院時より体重が増えてしまい、やっぱり食っちゃ寝だものねぇと諦めていたんですが、その上食欲が以前より増してきて、毎朝体重計に乗るのが怖いです。
今のところ、何とか入院前よりは少ない体重をキープしています。
くしゃみも咳も普通に出来ます。
まっすぐ上を向いて寝ている状態で腹筋を使って起きても問題なし。
気のせいかもしれないけれど、以前よりは朝の目覚めがすっきりしているかも。
前は前頭葉辺りがすっきりしないことが多かったんですが、それが無いのです。
(十分睡眠がとれているからというだけでは無いような気がしますが、あくまで体感)

お腹が痛い  お腹が痛い

2/2 退院後4日目
毎朝の腹痛は変わらず。
歩かないと腸が動かないと思うので、毎日スーパーに買い物に行くよう、1回の買い物はその日に食べきれる分しか買わないようにする。
2667歩

2/3 退院後5日目
腹痛あり。痛み止めを飲んでも、激痛は回避できず。
まあ、激痛と言っても持続性があるわけでなく、毎朝のお通じが出てしまえば殆ど無くなる。
つまり、明け方からお通じが出る午前中(大概は10時前には開通)に、幾度と無く波が押し寄せるといった感じ。
(書いてて毎度思うけど、痛みの表現って難しいし、ちゃんと書けても第三者に正確に伝わってるとは思えない)
サボって外出せず。

2/4 退院後6日目
お通じはまあまあ。やっぱり出ちゃうまでは痛い。
暇な時間がたくさん有るくせに、編物をする気がしない。
TVを見るかネットしてるか昼寝するかで1日が終わる。あんまり良くない。
おやつ食べたさに、ちょっと遠いパン屋さんまで買い物に。
1906歩

2/5 退院後1週間
いよいよ便秘寸前の硬い便になってしまい、激痛アワーが最長だった。
病院にはウォシュレットがあったから、出にくいときでもいくらか楽だったんだけど。
術後1週間の検診に行って来た。
新事実発覚。この件については別枠で書くので今は省略。
病院の往復を徒歩で行って来たけれど、特に問題なし。
4003歩

お腹の痛みは傷ではなく腸です。
開腹手術後にはままあることだそうで、イレウス(腸閉塞)ではないらしいですが、毎朝かなり痛いのは確かです。
とりあえず便を柔らかくするお薬を処方していただきましたが、改善しない場合は何らかの治療をすることもありえます。
食物繊維の多い食事を心がけていたんですが、腸閉塞の予防にはむしろ繊維は避けるべきとかいう記述を見かけたりして、ワケワカメです。
昨日は小松菜の煮びたしやら大根の煮付け、頂き物の「たんかん」も食べてるってのに、今朝詰まりそうになってるし…私はやっぱり植物性の食物繊維は合わないのかも。

一度にたくさん食べ無いほうが良いと言うのは確からしい気がするので、当面は1日3食にこだわらずに行こうと決めました(笑)
元々少食なんで、1日4食ぐらいが性に合っているんですが、仕事柄それも難しかっただけなんですよねぇ。
今は自宅だから好き勝手にしていいんだものね。

ここ数日の体調  ここ数日の体調

毎日書くほどのボリュームでもないので、退院後の体調に関しては当面は数日分をまとめて書いておきます。
そのうち、特に気になる事が無い限り、何も書かない事になるかと思われます(笑)

1/29 退院当日
タクシーで帰ってきて、その後商店街まで買い物に行った。
特に何ともなかったので、これなら1週間後の外来通院(片道徒歩15分)は歩いていけるかなぁと思った。

1/30 退院後1日目
なんとなく面倒で外出せず。
友人が食料を差し入れしてくれるし、入院前に買い溜めしたものもあるので、買い物に行く必要もなし。

1/31 退院後2日目
温かいので、退院当日よりも遠くまで歩いた。術前と変わらない速度で歩ける。
歩数計を忘れたので正確な歩数はわからないけれど、4000歩程度か。
ドライカレーの材料とバゲットとクロワッサンを買って帰る。

2/1 退院後3日目
お腹の中がじわじわ痛い。
あと、腸の中をガスが動いてるけどなかなか出ない。ガスが移動するときに痛いので、「あひょー」とかなんとか奇声を発して我慢する(笑)
腹筋はわりと使えてるように思うのだけれど、まだ腹圧が無いのだろうか。
お通じが出る前も同様の痛みがあり、これがいつまでも続くと困るなぁとボヤッキー。
お小水も、しょぼしょぼと行った出具合。
夕方ドライカレーを作って食べた。やっぱり自分で作った御飯は美味しいな。
お腹の表面の傷は痒くなってきた。

という訳で、「あひょー」の原因さえなければ遠出も可能なんですが。
まあ、あんまり飛ばさないほうがいいと思うので、このぐらいグダグダでいいのかとも思ったり。
時々横になったりしなくても良いぐらいに体力が付いてから、確定申告の作業にとりかかる予定。

ちなみに、現在シャワーしか許可されていないのですが、流石に自宅の風呂場は寒いので、湯船に30cmほどお湯を溜めて、それを風呂場の床に撒いて湯気を出し、更に足湯で温まってからシャワーを浴びるようにしています。

術前検査  術前検査

世間はクリスマスですが、今日は術前検査。
検査データは、手術の日から遡ること一ヶ月以内でないとダメなんだそうで、折角の先日の入院中のデータは全く反映されず=またお財布が寒くなる。とほほ。

実は、緊張からか殆ど寝てない。まったくどーしてこんなにチキンなんでしょー(笑)

13:30の予約だけれど、この前看護師さんが言っていた話によると「昼休みなんか無い」って事だったので、時間通りに行っても待たされること必至と覚悟して中待合へ。
ベンチで町田康なんぞを読みつつ待っていると意外にも予約時間のすこし前に自分の番号が出た。
これは「次があなたなので診察室の前に行きなさい」のお告げなので、素直にしたがって診察室の前にあるベンチへ移動。

これは幸先よいのぉなんて思っていたら、14時近くになって呼び出されました。ま、30分遅れなら上等ですね。

中へ入ると、前回と同じ狭い診察室に主治医が座っておりました。
まず私の顔を見て「あれから大丈夫でしたか」と聞いてくださいました。「ええ、まあ」と言葉を濁すと「はい、じゃあ座って」と、全然私が口を挟む暇を与えてくれない先生(^^;
ま、いいけど。

検査項目だけ指示されてさっさと機械的に回るのかと思っていたので、わざわざ主治医先生がお出ましになる意味がわからない。
すると「まず、今日は血液検査のための採血をしてもらいます。肝機能だとか、血が止まるかどうかとか、あと感染症とかエイズですね。でエイズ検査の結果について、同意書が必要なので説明を読んでサインをしてください」
ふむふむ、ほほう。エイズだった場合に告知して欲しいかどうかという項目があって、知りたくない人はそのようにしてもらえるんだそうで。さすがに検査そのものを拒否したら手術してもらえないと思うけど。
サインを済ませ、書類の写しをもらう。

「それから、手術日を決めましょうね」
「???(4日に予約を入れたんじゃないの?)」
「○○日が手術だっけ…(手術スケジュール専用らしいノートをめくる先生)あ、そうだそうだ」
ノートを覗き込むと、私の名前がその日の最後から2番目あたりに割り込みの記号つきで書き込まれている。(あああ、次の人割り込んでごめんなさい)
「そうですねぇ」
「じゃ、前日入院ってことで、手続きしちゃいましょうか」
「あれ、2日前入院じゃなかったですか?」
「いや、前日で十分だから」

ヲイヲイ、姉には2日前って連絡入れちゃったよ。その日はパートが休みだから手術日だけ休みを取るねって事になってるのに…。
4日に決めたのはなんだったんだろうか。

「それでね、お部屋なんだけど、6人部屋と3人部屋と2人部屋、そして個室があります。婦人科は4人部屋がなくてねぇ。ちなみに個室でずっと入院すると(電卓で計算)40万ぐらいだね」

一瞬、先生の顔が悪徳セールスマンに見えた。

私は、一度に大勢の人と出会うと顔と名前を一致させるのに大変苦労する。
それに、6人部屋は大変狭いし、人数が多い分、癖のある人がいる確率も上がる。
なので4人部屋にしたいと思っていたのだ。しかし、ないなら仕方ない。
「おほほほ、40万じゃ海外旅行よりすごいですねぇ。では、第一希望が3人部屋で、第二希望が2人部屋という事でお願いします」

先生はパソコンを操作してカルテに今日の検査の予定を入れ、入院スケジュールも入れ、PHSで入院受付へ直接電話して日程と部屋の希望を伝えた。

カルテから入院受付に部屋の希望も飛んでったらいいのじゃないかと思うんだけど…そういうシステム設計ではなかったらしい。
まぁ、どのみち「希望」なのであって、急患が入ると、事前の予約があっても無視してベッドを使うので、その日行って見ないと結局自分がどの部屋になるかはわからないのだ。だから、細かいことは気にしない。

「では、あとは看護師が今日の予定を詳しく説明するから、出たところですこし待っててね、はい」

かくして本日の主治医とのランデブー面談はせいぜい10分で終わった。

診察室の外で待っているとすぐに看護師さんが私を呼んでくれた。
「今日はこれから採尿、採血、心電図と胸部レントゲン撮影をしていただきます」
という事で、いまや常連となりつつある採血ルームをはじめ、指示された検査をすませ、会計をして帰途につく。

貧血だっていうのに、こうも頻繁に血?吸われて、散々でおます。
つーか、貧血もだけど、心電図の時とってもドキドキしちゃって、次回の結果を聞く日に「あなたこれじゃあ手術できませんよ」なんて言われやしないかと、しばらく悩む。

他の手術経験談を読んでいたときに肺活量の検査で大変だったとか、血が固まる検査で耳を切られたとかあったので、どっちもいやだなあと思っていましたが、ありませんでした。
血が固まるかどうかは、耳を切らずとも判りそうなもんだと思っていたので、まあその通りだったという事でしょうが、肺機能は調べなくていいんでしょうかね。

とりあえず、今夜からまた鉄剤をちゃんと飲んで、貧血改善に勤しみますか。
(入院中、お通じがゆるかったので自主的に飲まなかった)

相談外来  相談外来

今日はこれまでの診察や検査結果を踏まえて、手術するかどうかなど、今後の治療について医師と話し合う日。

MRIの時のことを踏まえて、予約の時間よりすこし前に病院へ到着。
予約時間を30分ほど過ぎた頃呼ばれる。まあ、しょうがないか。みんな色々聞きたい事があるだろうから。

さて、今回の診察室は内診台などなく、ひとつのドアで2つ分の診察室として使われていた。
仕切りがないので、プライバシーはどうなのよ?と一瞬思ったけど、結局説明を聞いている間他の人の話なんて聞き耳を立てる余裕もないのであった。

とにかく呼ばれて椅子に座る。すぐ目の前に先生が座っている。
普通のオフィス机にパソコンのモニタが置いてあり、その後ろにファイルが並んでいて、あまりに狭い空間(畳一枚あるかないか)で向き合った。
良くドラマなんかで見る、レントゲン写真をパキっと挟んで、後ろからライトが当たる機械は何処にも無い。
その理由は後でわかった。

チャングムの誓いに出てくるチョ・チボク医務官(チ・サンリョル)似の医師(名札が見えず名前がわからない)が、パソコン上のカルテを見ている。
この先生が主治医なのかなぁ。それとも単なる説明専門の医師?
大学病院のシステムが皆目わからないので、いろいろと想像をめぐらす。
(結論から言うと主治医のS先生でした)

私はとにかくMRIの画像が見たかったので「で、どうでしたでしょうか」と先生に言ってみた。
すると「あー、ちょっと待って」と言って、モニターにMRI写真を表示し(そう、PC上のカルテに画像も全部入っているのでパキっとは無いのだった)手元のファイルの紙(PCカルテ以外に紙で管理するものなんてあるのはオカシイが)に筋腫の形を模写した。

そしてそれを私に見せながら

治療法は以下の5つ
1.薬物療法
2.腹腔鏡下(核出、全摘)
3.開腹(核出、全摘)
4.塞栓術(UAE)
5.集束超音波治療(FUS)
 以下URLに詳細あり。
 【MEDICALホットニュース】子宮筋腫の切らない治療 集束超音波治療始まる
 http://www.asahi.com/health/jhcolumn/030920/index.html

と言って模写の横に書き込み、それぞれの簡単な説明をしてくれた。

予習で5つ全部について知っていたので、私には2か3の選択肢しか無いですよねというと、医師も「そうだね」と言う。

この後、先生がMRI画像についての見解のページをPCに表示して読んでから、もう一度MRIを今度はコマ送り状態で見ている。
(実はこのとき先生の顔つきが微妙に変わり、緊張感が漂ったのだった)

うわー、私の輪切りだよ、輪切り。
なーんて考えながら傍観。

すると、途中で表示を止めて「筋腫に一部変性が見られるんですが、判ります? この白いところです。そうだな、おへその右下あたりね」
私は自分の腹のそれらしい場所を指差して、「ここらですねぇ」などと間の抜けた返事をした。

「で、こういう風に白くうつるのは、悪性の子宮肉腫と言われるものである可能性を否定できないんです」
そう来たか。
でも、元々開腹全摘してもらう覚悟でいるから「つまり腹腔鏡もダメって事ですよね?」と答えた。

「そうですね。今はもっと大きくても腹腔鏡で手術できるんですが、こういう場合は悪いところを切り刻むわけには行かないですからね」
もっと大きくてもという話には大変興味があったので、話の腰を折るようだったが聞いてみた。
「もっと大きい筋腫ってどのぐらいですか?」
「最大で1.6キロです。あなたのは多分1キロぐらいですからね」

なんでもなかったら、腹腔鏡という選択肢もあったのにねぇというニュアンス。
(後でわかったことだけれど、先生はそっち方面のエキスパートらしい)

この変性部分を壊さないように摘出しないと、万が一悪性だった場合他の臓器への転移など厄介なことが起こってしまうため、開腹手術をするしかないのだ。
既に、「こういう場合は悪性かどうかは開けてから病理検査に回さないと判らない」という事は知っていたので、むしろ「腹腔鏡で行きましょうよ」なんてごり押しされなくて良かったと思った。

それから、全摘する場合、しない場合の説明。
子宮がなくなっても卵巣は大丈夫みたいなので、更年期障害にはならないこと、ただしどうしても子供が欲しいとなれば代理母という方法しか無い事、子宮を残した場合の再発率は私の年齢(閉経まであと10年ぐらい)からすると3割である…などなど。
それも判っていたので「出産は希望しません。子宮を残して再発してまたお腹を切るのもイヤですから、開腹全摘で」と告げる。
先生も念を押すようなしつこい事は言わない。

「それで、いつごろ手術になりますか」と聞いてみた。
「えっと、普通に予約を入れたら3月だね」

(°m°;) アレマッ!

「でも、あなたの場合待たないほうがいいです。もう今月は厳しいんだけど、来月入れちゃいましょう。ね」

ええええーっ。悪性の可能性ありとはいえ、そんなに急ぐってひょっとしてかなりヤバイのか、私。
しかし、普通に待ったら3月って所にどうやってねじ込むのだろうか…など考えていると、じゃ1月のこの日に手術、2日前に入院ね。それから術前検査というのを2週間まえにするから、それも予約ね。検査結果は10日後で。あと、無いとは思うけど卵巣嚢腫のことも考えて腫瘍マーカーのための血液検査をこの後すぐにやってから帰ってね」

しつこいようだが、腫瘍マーカーでは肉腫かどうかは判らない。これは手術前に他の病気の可能性を否定するために行う検査だと思われる。

あれよあれよという間に、入院日まで決まってしまった。
いや、そのつもりで来たわけだけど、思っていたスケジュールよりもかなり前倒しになった。
事前の準備とか、仕事方面の段取りとか、大体2月頭の入院で想定していたので、ちょっととっ散らかりつつ診察終了。

取り乱しもしないし、提案を素直に受け入れたし、先生からしたら優良患者だったろうね(笑)
それもこれも、先生が私と相性がよさそうだった事、私が聞いたことにキチンと答えてくれたという事で安心できたからであり、何でもかんでも言うなりになっていたわけではない。

ともかく、また採血だ。
今日はちゃんとやってもらえるかなぁと採血室へ向かう。
結果はすんなりオッケー。
後は支払い支払い…と自動支払機へ向かうと、カバーがかかっている。
時計を見ると16時過ぎ。うっへー早仕舞いなのね。

仕方なく1階へ行くと、そこの自動支払機はまだ生きていた。
が、診察券を入れたら「この機械での支払いはできません」と来た。
あ、月が替わったから保険証を見せろってか、とピンと来たので窓口へ並ぶ。
やっぱりそうだった。
保険証を見せて支払いを済ませて帰宅。

とりあえず仕事関係の人に手術時期が早まったことだけ連絡しておいた。
この件に関して、皆さんとてもよく理解してくださり、スケジュールも柔軟に対応していただけて本当に有難い。

それにしても、ねじ込もうと思えばねじ込めるんですね。
先生があんまりオーバーワークにならないといいんですけどね。ひとつひとつの手術の質が落ちたりすると困りますからね。

ちなみに「執刀医が誰になるかは当日までわからないんですよね?」と聞いてみたら、「そうですね。ただ僕らはチームとして手術を行いますから」との返事。
本当は「先生が執刀するんですか(だったらうれしいなぁ)」と聞きたかったのを見通された気がしてドキッとした。
だって、最初に見てもらってK医長ってば、ちょっと昼行灯みたいで心配なんだもの。
あ、昼行灯なら手術のときはスーパードクターなのか? そうなのかぁ?

はじめての大学病院(2)  はじめての大学病院(2)

はじめての大学病院(1)の続き

この日一番の驚きは、内診台。
10年前に行った町医者の「一見拷問具か?」というのよりはマシだけど、これまで通っていたクリニックのよりは旧式な事。しかもカーテンがある。クリニックはカーテンもなく、もっと広々。
内診台とかが違うだけでも不安になるのかと、ちょっとした発見でした。

(内診台については別途もう少し詳しく書きたいと思います)

エコーで見ながら「ああ、おおきいね。おへその下ぐらいまである」と仰います。
へそ下ねぇ。そりゃ妊娠5ヶ月にも見えるって訳だ。
それから、どういう流れだったか忘れましたが、私が「全摘の方が楽だって聞いたので」というと「楽っていうのはどういう事かなぁ。全摘でも核出でもちゃんとできるんですよ」という答えが返ってきました。
カーテン越しの会話だと、先生の表情が見えないので、ちょっと怒っているのかと思ったんですが、そうでもなかったのかな。
ホラ「どっかで聞きかじった事を、素人の癖にわかったような口利きやがって」みたいな。
慌てて「いや、核出だと縫う箇所も多いから癒着やら、その後の腸閉塞が心配と聞いたもので」というと「いや、癒着はね、内臓をいじるんだから必ずというほど起こるんですよ。ただ、その後なんでもない人もいればそういう人もいる。僕は30個筋腫があれば30個取りますよ」
なるほどー。全摘のほうが出血も少ない(切る箇所が少ないから)ので医者は安全な方法を進める事が多く、したがって「こんな大きいのは全摘!」という先生ばかりなんだと思い込んでいましたが、ある意味腕に自信があってのこういう発言なのかもと思った。
でも、この先生が執刀するわけじゃないだろうし。あと、やっぱりカーテンは無いほうがいいな。

子宮頚がんの検査もしてもらって、あっという間に内診は終わり。
また診察室に戻ります。

やっぱり今の状況が苦痛なら手術でしょうね、などと会話しつつ、MRI撮影の予約、血液検査の指示、(MRIの結果を見ながらの)方針の相談の予約を、先生自らパソコンで入力して行きます。
結構良くできたシステムみたいで、血液検査は予約を入れると採血室にすぐに指示が飛んで、私が行ったときにはラベルの印刷も終わって準備万端でした。
あと、身長と体重を聞かれたぐらいか(をい、血圧は?)

で、これまた最後が「はい。終わり」みたいなことを仰らないので、立ち上がっていいのかどうか迷っていたら「あ、もういいです」とまた小声で。歯切れが悪いっちゅーの。

診察室をでて、看護師さん(キュートではきはき、好感度高し)からMRIの注意、今日まだやるべきことの説明、鉄剤の処方はするかどうかなどを話しました。
このとき、さっき予約した検査などの日付が入った用紙と今日やるべきことが書いてある紙を手渡されます。
鉄剤はそろそろなくなるので、処方箋を書いていただく事にして、採血が終わったら取りに来てと言われました。

婦人科を後にして、同じフロアの採血・採尿室へ。受付でさっき渡された用紙を見せます。
男性と女性が採血に当たっていました。ここでも番号札をもらって、順番を待ちます。
順番が来て席に着くと名前を言ってくださいと言われます。間違いが無いよう、確認しているんでしょうね。
そこそこベテランっぽい感じの男性が採血してくれたんですが、実際はあんまりテクがなくて、私の細い血管をみてしり込みしちゃいまして。
「献血できたんですよ、これでも」と言ったら、「さすがに点滴の針を使う自信が無い」とか言って、翼状針とシリンジを使っての採血をされてしまいました。
正直言って、クリニックの看護師さんだって上手な人だとびゃーっとあっという間に5ccぐらい抜いてました。
でも今日はシリンジと針の間の細いチューブを通るスピードが遅い遅い。ちゃんと太い血管の真ん中に針が入ってないか、角度が悪いはず。(実際、途中で針の角度をちょっと変えたら出が良くなったのよ・笑)
これから先、何度もこんな目にあうのかな。今回は針の刺しなおしやぐりぐりはなかったけど、下手な人だとやられるからいやだなぁ。
とにかく、肝機能とかヘモグロビンとか、用途別の4本の小さな容器に採血されました。その途中でさっきの看護師さんがわざわざ処方箋を持ってきてくれました。ますます好感度アップ。
採血が終わると、検査項目の横に済みの判子を押してもらって終了。(この紙はここで回収された気がするけど忘れた)

その後、自動支払機で診察料を払って今日の診察は終わり。

ここまでで1時間ほど。
で、結局血圧結果の用紙って何処でも要求されなかったんだけど。

はじめての大学病院(1)  はじめての大学病院(1)

先週の金曜(11/17)に大学病院へ行きました。
遅刻癖がついていたので、10時予約で10分前には行くようにと言われていたのだけど、もっと早く出かけたので9時半には到着。

自力で探して時間をロスしたくなかったので、病院に入ってすぐの笑顔の受付の女性に目的の場所を聞くと、そこからみえる場所でした。

医療連携室(室ったって、銀行や役所や空港みたいな横一列のカウンターの一部)には、これまた受付の人がいて、その人に予約時間を告げて未開封の紹介状を渡します。
(紹介状って、あけたら効力がなくなるんだそうです)

で、「確認のために開けます」と言って受付の人がハサミで開封。
それから、アンケートなるものを手渡されて、手続きをしている間それを記入せよと言われました。
受付カウンターの向かいに、これまた銀行よろしく椅子が並んでいるので、そこに座って聞き耳をたてつつアンケートに記入。
家族に癌やら高血圧がいるかとか、アレルギーがあるかとか、セカンドオピニオンなのか等。
鉛筆記入ってのがちょっと引っかかったわ。(いくらでも改竄可能)

書き終わってからぼんやりしていると、名前を呼ばれたのでまたカウンターへ。
すると、プラスチックの診察券と、その他もろもろをまとめたペーパーフォルダを渡され、上の階にある受付へ行きなさいといわれました。

エスカレータに向かう途中、緊張でトイレに行きたくなったので立ち寄りましたが、個室に座ってから、もしも「尿検査しる!」と言われたらアウトだなーなどと思いました。

で、受付に到着すると女性と男性が一人ずつ中にいて話しているんだけど、私のことは無視したまま会話しています。しばらくしてから、お待ちくださいって、なんだよそれ。
で、本当に少し待たされてから、フォルダごと手渡すと、婦人科の待合室へ行って、血圧と体重を量ってから、この番号の診察室の前で待っててと番号札を渡されました。
診察室1の受付順2番でした。

待合室には入ってすぐのところに電光掲示板があってそこにいくつかある診察室の次の患者番号が表示されていて、そこを見て自分の番が来たかどうか確認できます。
しかし私はここに来たのが初めてで、診察室1番と言われても、どこだ1番なんだかさっぱりわかりません。間の悪い事に私の順番は2番で、掲示板には1番が表示されている…うわ、時間ないよ。
とかいいつつ、冷静そうな顔で血圧の機械に腕を入れてボタンを押します。実はこの機械も使うのが初めてで、説明を読もうとするのに焦って何度も同じところを読んでしまいました。
程なくして測定結果がベローンと出てきたので、その隣にある風呂屋と同じ体重計にガッチャーンと乗って「目視」で衣服の重さ込みの体重を確認。(って、実は自宅で毎朝計ってるからどーでもよかった)

それから、あわてて周りを見回すと、1番の診察室は待合室より離れた場所にある事がわかりました。
ただ、診察室の前のベンチは定員少数なので、手前の大きな待合室で直前まで待つようです。(それにしても待っている人多すぎだったけどなぁ)
私は次なので、当然って顔して診察室の前の開いた席に座りました。
何人か明かに抗がん剤の治療中とわかる方もいて、ちょっと切ない気持ちに。
それから5分ほどで呼ばれて中に入りました。

診察室は結構広くて、入ってすぐのところに内診室、奥に机があり、そこで問診するわけですが、先生の書斎みたいな空間になっていました。
K先生は声が小さくて、私が座ってすぐにカルテに目を通しながら「で?」と仰っただけで黙ってしまいました。
なんか不安?。大丈夫かな。別に若くなくてもいいから、もう少し元気で安心感をかもし出してくれてる人がいいんだけどなぁ、というのが正直な感想。
ぶっちゃけ筋腫を取りたいという事を説明し、じゃあ内診しましょかという事になって、隣の内診室へ。
(この辺り、不安が先に立ってて良く覚えていません)

Home > myoma of the uterus > report Archive

Search
CC Licence

Creative Commons License

This blog is licensed under a Creative Commons License.

Feeds
Counter

o-ume8 COUNTER

Return to page top