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NCIS S3-13 Deception

暗い。モーター音。ゆれている。
女性がおびえつつ、携帯電話を出してどこかへ掛けようとする。
発信先はNCISだ。

オペレータ「はいNCISです」
女の声「助けて!」
オペレータ「もう少し大きな声でお願いします」
女「今、誘拐されているのよ」
オペレータ「もしもし、聞こえますか?」(電話が切れてしまう)
女「たぶん…ああ、もう」(掛けなおす)
オペレータ「NCISです」
女「私はウィルカーソン」

車がブレーキを掛けた音。

ウィルカーソン「誘拐されてるところなのよ」

スニーカーの男が車から降りて走る。

ウィルカーソン「お願い、助けて!」
オペレータ「もしもし!」

トランクが開く。覗き込んでいたのは目出し帽をかぶった男。
彼の視線の先にいたのが、トランクに閉じ込められたウィルカーソンだった。

ウィルカーソン「嫌よ! 助けて、お願い!」

って言ってももうダメなんじゃ…という絶望的な感じでティーザー終了


今回のツボ
DiNozzoが、「ピラティスって何?」とZivaに聞かれ「高い金払ってやるヨガ」って答えていましたが、シーズン2の最終話でKateに「明日ピラティスに行けないね」って言ってたのよねぇ…。
しかし、Zivaが本当はどんなトレーニングをしていたのかは謎のまま。

DiNozzo「いいスーツですね、ボス。まさかまた再婚したんじゃないっすよね?」
Gibbs、口の端を曲げてかろうじて笑った。コワ~。
G「仕事の話をしろ」
その後もDiNozzoをにらみつけながら、コーヒーがぶ飲み。
DiNozzoにさっさと被害者の家宅捜索に行けと指示するGibbs。その横で悠々と座っているZiva。
Gibbs「お前はなにか? 私が招待状を出すのを待ってるのか?」
Ziva「あれ、じゃあ本当にこれから結婚するんですか?」

入れ違いに電線工事の作業員みたいな格好で出勤するAbby。
まっすぐGibbsの机の前に行き直立。
Abby「出頭命令に従いましたっ。」
Gibbs「(敬礼の)手が逆だ。Abby」
A「失礼しました」
G「誘拐されたと言う女性から電話があった。録音テープの分析が必要だ」
A「自由な発言の許可を願います」
G「いつだって自由だよ、Abby」
A「わかってる。ちょっと言ってみたかったの。でテープは何処?」
G「ラボに届けさせている所だ」
A「それでは…もし早く終わらせたら、またボランティア(*注)に戻っても宜しいでしょうか? 仲間のために山ほど配線をしてあげている所なのです」
G「よかろう」
A「お心遣い感謝します、父上」
G「父と呼ぶな」
A「では母上」(Gibbsにっこり)
(最後の3行は意訳です)

DiNozzoはどこかにカギが隠してあるから探そうというが、ZivaはなんとGibbsと同じように錠前破りの道具を持っていました。
DiNozzo「でも手錠はむりだろ」
Ziva「ははーん。私に手錠を掛けたいとか?」
D「そんな事言って無いだろうが」
Z「あぁ。じゃぁ掛けられたいのね」
ビシッとゴム手袋を弾いて「手分けだ」とごまかすDiNozzo。
実は薬指と小指が一緒に小指に入ってて、薬指が余ってる(^^;
(そのあと「何を探すの?」と言っているZivaが素で笑ってるっぽいですよ)

DiNozzoは警備会社のプレートが玄関に貼って無いから警報はついてないと判断したが、警備員が駆けつけてしまった。
が、なんだかこの警備員、手際がすごく悪い。
そして、また出た「NCISなんて全然聞いたこともない」
Zivaが腰につけたバッジを見せているのにも気づかず、DiNozzoがバッジがあるからというのも聞かず…かなりお間抜け。
しかしいう事は生意気。DiNozzoが警備のプレートが無かったというと「ガキが盗んだんだろうよ」と言ってあざ笑う。
だが、もたもた無線を扱っている間にZivaに銃を蹴飛ばされ、組み敷かれてしまう。(手錠の鍵も開けちゃいましたね)
Ziva「だってアタシの事ゴロツキって呼んだんだよ」
警備員「申し訳ありません、お嬢さん」
ますます頭に血が上るZivaであった。

Abbyったら「視力はダメでも耳はいいでしょ」ってキツイ事をGibbsに言いますねぇ。このとき、くるっと振り向いたAbbyのピッグテイルがGibbsの顔にぴしゃっと当たって驚いているんですが、計算された演技か偶然か?
トランク内の空気の残量から、閉じ込められたWilkersonに残された時間を聞く。
ラボを出ようと振り向きざま、Abbyに「アイシテル」の手話を残して行く。くぅーっ。

McGeeのファッションを馬鹿にするDiNozzo。
David Nivenの亡霊とか、まるでMr.Peabodyだとかコスプレパーティーかとか国語の先生みたいとか、言いたい放題。
彼のライティングパイプを見つけて取り上げたときの顔ったら、まるでお猿さん。「コイツ、自分が作家だって想像してるんだぜ」
ZivaはこのMcGeeファッションをセクシーだといい、Abbyは彼らの話を聞いちゃいない(笑)
それにしてもMcGeeは携帯の電源を切ってたなんて、どこに行っていたんでしょう。アヤシイぞ。

駐車場ぐるぐる。
DiNozzo「運転何処で覚えたの?」
Ziva「自力で」
一瞬顔が引き攣るDiNozzo。
Ziva猛スピードで回る。その間中ずっと車種の性別をくどくど説明しながら、目はちゃんとJettaを探している。
前回、ボスがすごいスピードで埠頭を走りつつお金を拾っている老人を見つけたけど(老眼なのに)、DiNozzoも動体視力では負けてないのねん。
Left for Deadで「視力2.0でテッド・ウイリアムズのファストボールが見える」って言っていましたっけね。

AbbyはMcGeeに怒っていた。
彼がパイプタバコを吸うと思い込んでいるようだし、何より週末はボランティアのためにAbbyと過ごす約束があったのを忘れた事に怒っていた。

車上荒しがつかう道具でJettaの鍵を開けようとするが、見事失敗のDiNozzo。
今日は全部鍵開けはZivaに任せたほうが良さそうです。

Wilkerson少佐のメールについて、おどおど説明するMcGee。
Gibbs「読めん」
McGee「エンクリプトされてますので」
G「だったら非クリプトしろっ!」
ボスはエンクリプトの意味が判ってない気が…。

Zivaはコンピュータディバイドの汚名を晴らすべく、NPOから押収したPCの解析をするMcGeeの側で手伝おうとする。
が、「グランドしない手で基盤を触らないで」「足を踏まないで」とMcGeeから邪険にされる。結局邪魔をするだけで彼女のスキルは発揮されず(笑)
その様子をみて気に入らないAbbyはDiNozzoに助言を求める。

プラスティック・デス再登場。
昨夜ライブに行ったので、小さな音が聞き取れないと言って、DiNozzoに助けを求める。
これは通常は無意味な行為ですが、無邪気にサンドイッチ(PBJ?)を食べながら彼が答えたことが珍しくAbbyにヒントを与えました。
がたん、どたん、ばたんという感じの、thunk, thack, thockというオノマトペが面白いですね。

犯人の運転する車がどこを通ったかが判りそうなDiNozzo。その経緯をプラズマを使ってGibbsに説明するZiva。
まだ自分なりの捜査ができないZivaの鼻を明かそうと、ATMのビデオに車が映っているはずだというDiNozzo。しかし、算数が苦手で、Zivaに先を越されてしまう。
彼女が「ここ」と言って止めた映像をみたDiNozzo「銀行変えたくなった」。大写しになっていたのは若い女性の胸だった。馬鹿もんがっ。

映像が荒れていて車のナンバーが読みにくい。DiNozzoとZivaが目を細めてみている横で、Gibbsがナンバーを言う。
「ボス、お言葉ですがあなたの視力では…」とDiNozzoが言うが、実は盗難車の届出をウラでチェックしていたGibbsなのだった。
本当はZivaがそこに気がついてないと駄目なんだけど、Gibbsはこういう状況も予測していたんだねぇ。

誘拐犯が捨てた携帯を拾っていたのは二人の少年。
DiNozzoは「生殖手錠とマーク5のテーザー銃を用意してくれ。いや、洗浄はしなくていいから。俺手袋して扱うんで」とかおかしな事を言って少年を怖がらせた。
たぶん精神年齢が近いので今回はこういう脅しが上手く行ったんでしょう。

Gibbs「10分やる」と言ってAbbyのCaf-Pow!を何故か受け取る。しかも飲む。
そして吐き出す(^^;

McGee、いじめられっこだった恨みをGeckに叩きつけ、見事に尋問成功。
「法廷で会おう」なんて、ちょっとカッコイイじゃない、今日のMcGee。

怒り心頭、エレベーターのボタンを足で蹴るGibbs。おそろしや。

*注 ボランティア(Habitat for Humanity)
 

感想
いつも通報しかしていない活動に飽きたので、LoganはLaffatyを嵌めようとしたついでにWilkerson少佐の出すぎた行動を戒めようとイタズラしたつもりだった。
ところが、いろいろな偶然が重なってどんどん悪い結果へとつながってしまいました。
よくよく考えたら、LoganとWilkersonは同じ目的を持っていたんですね。ただ、二人とも正しいアプローチじゃなかったと思いますけど。

Zivaがまた子供は尋問しないって言うもんだからDiNozzoが手本を見せましたが、これは他の人には真似できない芸当だと思います。

Laffertyを逮捕する為、空港にはチームGibbs以外の捜査員を送っていましたが、それは単に急がないと搭乗時間に間に合わなかったという事なんでしょう。
でも、Abby以外のメンバーが事件が終わってない事に気づいてないのは、Gibbsがあえて彼らに言わなかったからでしょう。
恐らくは日曜に遅くまで働かせてかわいそうだからという親心だったのでは。

それにしても、メンバーの休日がちょっと判って面白かったですね。
ゴルフのDuckyやDiNozzo、Zivaと一番ノーマルなスポーツ派。
AbbyとMcGeeはおデートだったようです。
そして、何故か仕事でも殆ど着ないスーツ姿のGibbs。何があったんでしょう?


ムダ知識
冒頭、DiNozzoが着ていた服ですが、Tシャツは襟がボロボロだし、他にもところどころ穴がいたりして、私物っぽい感じがしますね。
特典映像でも長袖の上に半袖のTシャツを重ね着していたところを見ると、Michaelが好きなスタイルなのかも知れません。

OCD(obsessive-compulsive disorder) 強迫性障害
Wilkerson少佐の自宅に入ってDiNozzoが「実に強迫性障害(的な家)」といいます。(その次の彼の台詞の意味が良く判らなくてちょっと悔しい)
Zivaがneat freak(潔癖症)?と聞き返しているので、部屋が片付きすぎと見えたんでしょうね。
その後で少佐のラップトップの中がごちゃごちゃなので、AbbyはDiNozzoが「彼女の家はマーサ・スチュアートの独房そのもの」という話を信じられないというシーンに繋がります。

out of place
不適当な

Habitat for Humanity
まさか週末だけの活動で海外の家を建てるとは思えないので、おそらくはハビタットの事務所でPCの配線などを手伝っていたんでしょう。

Penut Butter and Jerry
私は全く食べてみたいとは思わないんですが、アメリカの子供はピーナツバターとジャムを一緒に挟んだサンドウィッチが好きらしいですね。
DiNozzoが途中で食べていたのがPBJサンドじゃないかと思ったんですが映像からは判りにくいです。具が少なそうというか、ペースト状のものが挟まっている感じの見た目なんですが。

GibbsがAbbyに送ったサインは指文字(ゆびもじ)と言います。
"I love you"の手話は簡単なので皆さんも覚えて使ってください。
親指、人差し指、小指を立てて掌を相手に見せればOK。それぞれ、人差し指がI、親指と人差し指でL、人差し指と小指でYを表し、単語の頭文字を全部同時に見せています。
ASLの動画でI Love Youを見る

Doctor Seuss
Abbyの帽子をみてDiNozzoが連想したのは、これ↓?

The Cat in the Hat
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Dr. Seuss
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携帯を勝手に使ってしまった高校生の一人、Zak Efron(ザック・エフロン)はどこかで観たと思ったらハイスクール・ミュージカルに出ていたベビーフェイスくんですね。
今回は歌も踊りもなし。いじめられっ子です。

NPOのオフィスにいたのがRoss Logan。ローガンって(笑)
ぷちダーク・エンジェルネタでしょうかねぇ。


全力お食事シーン
Abbyが「昨日プラスティック・デスのコンサートに行って耳が聞こえにくいの」と言っていたシーンで、無邪気にサンドイッチをほおばり続けるDiNozzo。


Quotes
TONY: Not much social life. Spends half her time at work, half her time at home on her computer. She’s basically… a McGee.
GIBBS: McGee is not responsible for movement of nuclear fuel rods across country.
ごもっとも。

TONY: Well, I… like think you’re like totally like lying like.
子供の言い方を真似してるっぽい。

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