NCIS S3-15 Head Case 

電動工具の音、飛び散る火花。
男たちが数人、大きな倉庫の中で数台の車の改造をしている。
そこへまた一台の車が入ってきた。
装備が良く、彼らにとってはクールな車なようだ。
自動で倉庫のシャッターが閉まろうとしているが、誰かがドラム缶をその真下に移動させた。
(その手ですが、右腕に時計って…あら、ひょっとしてあの方?)
来たばかりの車のトランクをあけると、クーラーバッグが。
と、後ろでぐしゃっという音がした。
男たちが振り返ると、チームGibbsが銃を構えて入ってくるところだった。
そんなことは全く予期していなかったらしく、あっという間に一網打尽に。
Gibbsが市警に容疑者の移送手配の電話をしているとき、Zivaがトランクの中身を見て言った。
「こいつらがバラしていたのは車だけじゃないわ」
何事にも動じないはずのボスのまん丸お目目がなんとも言えないわーっちゅー所でティーザー終了
(流れていた曲はKoRnのTwisted Transistor)
今回のツボ
Ducky「助かったよJethro。今夜はMallard邸主催のSmack Down Nightなんだ。信じられるかい? 母の好きなTV番組はレスリングなんだよ」
Palmer「僕もです。WWEは最高ですよ!」
D「私には、母にあれはやらせだと言う勇気がなくて。で、死体はどこだね」
Palmerがどうだろうと知ったこっちゃないDuckyなのだった。
Duckyの薀蓄に対し、「先生の知識の深さにはいつも驚かされます」なんて言うもんだから、Abbyが鼻に拳をちかづけてジェスチャーをしますね。
「おだてちゃだめよ」という表情に見えますが、手話なのか、単なるジェスチャーなのか?
(「嘘つき」って言う意味かな? つまり、嘘をついたらピノキオみたいに鼻が伸びちゃうよって…違いますかね)
Palmer君、Abbyに「白身か赤身?」と聞いて顰蹙を買う。「不適切?」とフォローしてももはや遅し。
Ziva「あなたがhoneybunsなんて呼ばれてるとは知らなかったわ」
Gibbs「それはナオミと私だけしか使えない呼び名だ」
んとー、今週のお相手はナオミさんですか(^^; ちゃんとおデートは続けていたんですね。
ZivaとDiNozzoがろくに情報を得られないというのに、McGeeは車の所有者を調べ上げた。
実は車両管理局へハッキングしたという。
それを聞いて「違法じゃないのか」「そうよね」とDiNozzoとZivaが口を揃える。
DiNozzo「罰はどれぐらいかなぁ」
Gibbs「仕事中にメールなんか読んでるやつよりずっと軽いさ、honeybuns」
反省して、自分でスマックするDiNozzo。
DiNozzoとZivaが出かけてから
Gibbs「McGee、DiNozzoが正しい。ハッキングは違法だ」
って、すごいまじめな顔で言ってますが、指示は取り消さないんですよね(^^;
聞き込みにお出かけのDiNozzoとZiva。
Seanに会う前は、「弁護士は嫌い」なのはDiNozzo。
待っている間に、Seanという名の弁護士をプロファイルするDiNozzo。ショーン・コネリーのつもりの真似で話し始める。
以下、DiNozzoが考えたSean Oliver像。
 ・名前は60年代に流行ったから、40代の男性。
 ・たぶん薄毛か、はげ頭、あるいは植毛かも。(この言い草は…コネリーさんに対して暴言なのでは?)
 ・無料法律相談なんて絶対やらないタイプ。
しかし、すべてはずれ。部屋に入ったとたんに彼のナンパモードにスイッチが切り替ったのは言うまでもない。
結局、Seanに会った後、「弁護士は嫌い」なのはZiva。
Abby「私のCaf-Pow!は?」
Gibbs「売り切れだった」
A「そんなはずないわ」
やけに自信たっぷりですね。
Gibbs「なにか? 私が…と考えるとでもいうのか?」
Ziva「思い祟るくせに」
(DiNozzo???)
McGee「『思い当たる』です」
(Ziva声を出さずに「あんがと」)
Gibbsに突っかかるとはZivaもたいした度胸ですな(⌒-⌒; タラタラ
Ziva「何故あの弁護士と寝ないの? 別に捜査方法としては珍しくないわよ」
Gibbs「私は経験がある」
Z「あたしも」
驚きで声も出ないMcGee。それに対してニヤニヤするだけのDiNozzo。
普通なら言われる前に自分から提案しそうなDiNozzoくんですが、どうしたんでしょう。
DiNozzo「X-Filesの話の中に入り込んだ気分だ」
もうそれはそれは、X-Filesな部屋だった。
DiNozzo「クーラーをあけろ」
McGee「いえ、先輩どうぞ」
D「上司はだれだ」
M「Gibbsです」
D「アホ、ここにいる中で上に立ってるのは誰かと聞いているんだ。さっさと開けろ」
こぶ平みたいな顔で拒否するMcGee。でも従うしかない。
M「先輩、ありました。足です」
D「やっぱり。第2のDahmerだったんだ」
M「ブタです」
今日は子供とうまく話せないGibbs。でも無理強いはしない。そして嘘は言わない。
Wayne夫人には、ちょっと長官から懲らしめにここへ寄こされたと話したGibbs。
W「彼女に何を?」
G「ちょっと盗み聞きされまして。身体的な事について…」
ううううー、作り話だとしても、JenについてGibbsが何と言おうとしていたのか、その先が知りたい。
何か物にあたるイライラZiva。Navisがどこなのかがわからないからだという。
ところがDiNozzoはあっさりと知っていた。彼の父親がそこに会社の籍を置いているらしい。大金持ちの税金対策ね。(勘当されてるくせに、何故そんな情報をしってるか?)
そういう国は情報をそう易々とは提供してくれない。
Z「裏に手を回すわ」
G「言うな。黙ってやれ」
DiNozzo「Broussardの家を見たら、McGeeの部屋が高級ホテルに見えるぞ」
McGee「ちょっと、僕の部屋がどうだっていうんです」
DiNozzo「ブルドーザーとペンキでもどうにもならない」
M「(`m´#)少なくとも僕はクーラーを開ける勇気がありましたよ」
D「俺だって開けるのは怖くなかっ…」
ボスのダブルスマック炸裂。もっと力が入ったら二人がキスしそうだ。
D「すんません、ボス」
ここは謝るのは自分だと察した? いじわるDiNozzoにしては真摯な態度だ。
ZivaがMTACへ行くと、長官がなにやら作戦実行中。
大画面にはTaxi追跡中の様子が映し出されている。
Jen「Gibbsはまるでホープダイヤモンドのようだわ。非常に価値のある宝石…ただし呪われてるけど」
Zivaは車内に知っている人物が乗っているかと長官に聞いている。
DiNozzoがかつて彼女に言ったように、Jenも「知りたいなら(聞くな)」と答えた。
何か今後のエピに関係がある?
Abby「少しのお遊びもだめなのねぇ、Gibbs」
Gibbs「なに? また私の前妻と話しでもしたのか?」
って、おいおい事実なのかGibbs?
Ziva「こんな恐ろしいものを誰が集めるかっていうのよ」
Abby「あたし」
Z「もちろん、いまの『恐ろしい』の意味は『精巧で芸術的』ってことよ(汗)」
DiNozzo「ブードゥーを知らないのか? ほら、ボリス・カーロフの『恐怖の人喰い植物』とか、マーティン・シーンの『サンタリア・魔界怨霊』とか…『めぐり逢えたら』とか」
Ziva「最後のはブードゥー映画?」
D「いや。でも初めてあの映画を観たとき、俺すっげー恐ろしかったもん」
Wayne「まさかこの人が」
Gibbs「あーは」
Wayne「あらま」
DiNozzo「ああ、ボス。ちょうど電話しようと」
(まるで調査を手伝ってないかのように見えて、こっそりなにかを掴んでいた。よって、McGeeとZivaが「なんだこらぁ」という顔をしている)
Gibbs「そらまた偶然だな。私はお前のケツをブーツで蹴ろうかと」
自分が立てた手柄のつもりなのに、声を掛けてもらえずシュンと萎れるDiNozzoワンコ。
Gibbs「監督しろ」
大喜びで出かけるワンコ。でもGSMは持たなくていいから、ね。
「ストレッチャーが足りないぞ」とPalmerに突っ込むDiNozzo。オープニングでは「いらないぞ」って突っ込んでいましたね。Gibbsの突っ込みの真似?
Vincenzoおじさんの肉屋。ロードアイランドにいるそうです。
でも発音はヴィンゼンツォじゃないかと思うのだけど。それを言ったら本当はディノッツオなんだよね、彼の苗字も。
Abby「火葬なんてとんでもないわ」
Ziva「じゃあ、本当に腐りたいわけ?」
DiNozzo「Abbyは棺おけをもう用意している」
Z「うえぇ」
A「火葬だなんていやよ。科学のために献体をしたら、あとの残りは親しみのある場所に埋められて腐っていくのがいいの」
Z「あんたは?」
D「どっちも嫌だ。わざわざ質問ありがとう」
A「じゃあ、どうなりたいの?」
D「俺はテッド・ウィリアムズと同じ低温保存がいい」
Jen「懐具合によるわ。テッドは頭だけ凍ってるのよ」
(DiNozzoはテッドが余程好きなんでしょうね。これで多分3回目の言及かと思われます)
Ziva「何かお手伝いできることは?」
Gibbs「長官にお礼を」
ばれてーら(古っ)
 

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