NCIS S3-23 Hiatus (1) 

トルコの国旗、甲板で働く男たち。
どこかの港の様ですが、DiNozzo、Ziva、McGeeが車で待機しています。
(って、また冒頭からレギュラーごっそり御出演ってことは…嫌な展開です)
DiNozzoは、まるで映画のユージュアル・サスペクツみたいだと言って、ひとりで勝手に入り込んでしまっています。彼にはあの映画の中のGabriel ByrneがGibbsに似ているらしい。
McGeeは「あの映画はややこしくて2回もDVDを観た」と言いますが「お前なんか、サウンド・オブ・ミュージックだって混乱するだろうが」とDiNozzoは相変わらず意地悪。
Zivaは「あの映画、私も好き」と言って、ミュージカルナンバーを歌おうとしますが、DiNozzoに口を塞がれて「もし歌ったら、小部屋に閉じ込めてイッツ・ア・スモールワールドを24時間休み無しで聴かせる」と脅します(笑)
(ミュージカルが嫌いなんじゃなくて、今はサスペンス映画の気分に浸りたいのに、邪魔されたのが気に入らないんでしょう)
一方、Gibbsは先ほどのトルコ船籍の船の中で、船員の身元確認をしています。入管のような仕事を何故Gibbsがするのか、なにやら怪しさたっぷりです。
案の定、ひとりの船員のパスポートが偽造ではないかという事になり、その場を逃げ出します。
Gibbsが追いかけますが、どうやらそれは「走って逃げる事」は予定外。本当は逮捕され連行されるように見せて船から敵に怪しまれず下船させる計画だったようです。
Galibという名の彼(囮捜査中?)が逃げたのはGibbsと二人きりで話したいことがあったため。潜入は上手く行ったが、恐ろしい計画が発覚したので知らせたかったようだ。
恐ろしい計画とは、「ピンピンプラという無線技師が実はアブ・サヤフ工作員で、紅海に向けて航行中のSealift(輸送船)にもぐりこんで爆弾を仕掛ける」と言うもの。
取り敢えず、Galibが逃げながら下船するので、途中で適当に銃を撃ちつつ追いかけてくれと言うので、GibbsはDiNozzo達にGalibが間違って撃たれないように連絡を入れようとします。
が、そのときGalibが不審な音を聞きつけ、Gibbsを制止。
はたまた、その一方DiNozzo君は、まだGabriel Byrne扮するDean Keaton(つまりはGibbs)になりきり中で、ワンシーンを語っています。
「彼が床の割れたコーヒーカップから壁の写真に目を向け、そして…」
突然、船から轟音がとどろき、激しい炎が噴出して、DiNozzoはあいた口が塞がらず。
えっと、今シーズン災難にあってない方って、どちら様でしたか? と記憶をたどりながらティーザー終了
今回のややツボ
恐ろしい事態が発生していると言うのに、相変わらずNCIS流のジョークは衰えず。
のっけからJenがやらかしてくれます。
救急の受付がICUには医療関係者しか入れないと言って、Jenの「あたしは偉い人」攻撃にも頑として屈しません。
が、Jenは負けず嫌い。ホワイトハウスのディナーを抜けてきたという発言を信じない受付にむかついたか、なんと誰かに電話をかけて交渉させる気らしい。
受付の女性は「あら、大統領にでもかけるのかしら」と鼻で笑うが、Jenが発したのは「コンディ」という名前だった。
コンディとはコンドリーザ・ライス国務長官。ここは女の戦いとばかりに、絶対に男に助けは求めたくなかったらしい(笑)
さすがに国務長官に「なんとかしてやって」と言われて折れた受付さん。個人的には徹底抗戦して欲しかった気もします。
次は、先ほどの全く場にそぐわないゴージャスドレスのJenとはまた違った意味で場にそぐわないAbby登場。
「私の霊柩車がパンクして」って自家用車を霊柩車と呼んでいるのか、本当に霊柩車を自家用にしているのか???
(棺に寝ている彼女ならあり得る)
しかし、いつも常識はずれな彼女が珍しく大人な態度を見せ、先ほどの受付というか実は婦長さんに「家族以外は入れないのは知っている」と前置きしつつ、身分証明を見せて信用してもらうつもりのようだ。
バッグの中がごちゃごちゃで、身分証明を探すのに中身を出し始めるAbby。出てきたのは…
1.手錠(まだ持ってるのか)
2.ナックル(Jenからのプレゼント)
3.ロザリオ
4.蜘蛛
5.唐辛子スプレー(シンシアからのプレゼント)、Beanie Babyらしきゴスベア、財布、携帯
6.骨の形の歯ブラシ
そして最後に身分証明。メガネをかけてスーツを着ている「法廷スタイル」の写真だった(笑)
血みどろの現場に入れないMcGeeを見たZivaは「Tonyが嗅ぎつけていじめるわよ」といったが既に遅し。その様子を近くて見ていたMPが笑っている。
ところが、ロッカーを調べて来いとDiNozzoが指示し、McGeeは内心ホッとしつつ「わかりました、ボス」と、また口を滑らせちゃいました。
当然DiNozzo大喜び。
「回復するでしょう」という医師の言葉に激しく突っかかり、「回復する『でしょう』じゃダメなの。『します』じゃなきゃ。『でしょう』はネガティブな言い方だわ」と怒りまくるAbby。
DiNozzoの態度を見て「そのうちコーヒーを飲むわよ」というZiva。「でもTonyはコーヒーが嫌いですよ」とMcGee。
爆弾の上に座ったことが「2度も」あるというDucky。「何でまたそんなことを?」と聞くPalmerに「若くて愚かだった」と言ったじゃないか、聞いていなかったのかね…って、そういう事じゃなくて(笑)
病室で「コーヒーで目覚めるんじゃないか」などと、相変わらず楽天的なDiNozzo。Jenの気を少しでも楽にしてあげようと思ったんでしょうねぇ。
DiNozzoはGibbsが湾岸戦争で負傷したことを知らなかった。Jenもパープルハート勲章(作戦中に負傷した者に与えられる)を彼が持っている事だけしか知らなかった。
Twilightの時に、DiNozzoに「Gibbsの膝が…」とAbbyが言っていたのは、この時の古傷が痛んだという事だったようです。
DiNozzo「Sealiftに潜り込むよりJessica Albaとヤル方がずっと簡単だぞ」
をいをい。MTACで何と下品なお言葉を(^^;
それに、どっちを実行するとして、普通はすごーく難しい事だと思いますよ。
実行役がMaxとLoganだったら話は違ってくるけど。(って、それじゃSFになっちゃうし)
Abbyは落ち込んでカバのBertを抱えていた。
彼女が立ち上がろうとしたとき、ちょうど本当のProbie君たちが何かをラボまで持ってきた所で、Bertのおならを彼女のものと思って笑いました。
Abbyは「何よ、女の子のおならを聞いたこと無いっての?」と、怒ったような発言。
Probie君のひとりはUntouchableその他でおなじみの小太りクンでした。
ZivaとAbby、本気の殴り合い。コワ~~(゜ロ゜)
エレベーターを待つDiNozzo。急いでエレベーターから出てきたMcGee。
どっかーんと鉢合わせ。DiNozzoの鼻血もどっかーん。
McGeeがあわてて謝るけど、彼が血が嫌いなのを承知でわざと見せていじめるDiNozzo。
McGeeのネクタイで鼻を押さえつつ、ZivaとAbbyの一件を見逃したことを残念がる(^^;
やっぱりコーヒーを飲むかどうかで賭けていたZivaとMcGee。それを知っていたDiNozzo。おや? ちょっとGibbsと同じ能力が身について来たのかな?
皆から「貴方はボスじゃない」「ボスの真似はやめて」と非難されるが、本人曰く真似じゃないんだそうです。
 

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