若い女性がハンヴィーの助手席に座って、隣の「誰か」に実に楽しそうに語りかけている。
どこかドライビングコースのような場所で、ハンヴィーの走行試験を行っているのだろう。彼女の膝にはラップトップがあり、運転中の仔細を記録しているようだ。
「回避運転の再テストよ、オットー」とか「ワンエイティーをやって」など女性が語りかけ続けるが、「オットー」からの返事は全く無い。
黙々と彼女の指令どおりに脇の車を避け、濡れた路面で180度ターンをするドライバーのオットー。
しかし、最後の「民間人への被害を避ける」というテストでは、民間人にみたてたマネキンの一つに正面衝突してしまう。
「ごめんなさいね、トルステン」
同僚の名前をつけたらしい白衣を着た「トルステン君」は無残にも道路上に倒れるが、彼女はむしろ嬉しそうだ。
「ブレーキングのアルゴリズムを再調整しないと。これは私が悪いの。あなたのせいじゃないわ、オットー」と、彼女が語りかけた無口な相手とは…なんとロボットだった。
「テストはおしまい。さあ戻りましょ」と彼女がオットーに命令し、車はガレージへ。
彼女はまたラップトップに向かって不具合などを話し(録音メモらしい)、車を降りようとシートベルトのボタンへを押す。
が、何故かシートベルトがさらにきつく締まり、勝手にドアがロックされ、窓も全て閉じてしまう。
彼女はまたラップトップに向かって今まさに起こっている現象を記録しながら、ロボットをコントロールするソフトウェアを手動で停止させようとする。
その間に、エンジンが再びかかり、何故かエアコンを逆流した排気ガスが車内に充満し始めてしまう。
咳き込む女性。
オットーはフリーズしてしまい、手動でどうにかなる状態ではなくなってしまった。
ダッシュボードにある緊急停止スイッチを押そうとするが、それはオットーの正面であり、彼女はシートに縛り付けられた状態なので届かない…。
記録するのは後でもいいから、さっさと逃げたらいいのに~と突っ込みを入れつつティーザー終了。
注目ワード
palindrome
*注意
このエントリは書きかけです。今後追記する予定があります。
続きを読む »
感想
セクハラ講習会って、確かKateがいた頃にも予定があったけど海岸で遺体発見で出なくて良くなったというのがありましたっけ。しかし、こういう講習はたいてい年に1度必ず全員が受けるとかいうものだと思うんですけどね…。
それはともかく、このシーンでZivaがDiNozzoの耳を舐めるのは最低。二人の関係から言ってもありえないし、Zivaがいくらマナーに欠ける(あるいは女らしさに欠ける?)と言ってもここまで下品な事をするとは思えません。
容疑者かと思われた被害者のボーイフレンドがGeekだったというのがギャップがあって面白かったですね。NCISにきたらMcGeeとライバルになりそうですが。
Zivaには検便と言っておきながら、Tonyが本当に向かった先は彼女の病院でした。
ZivaはそんなDiNozzoの最近の行動が気になるようす。まさか仕事のパートナーに恋人ができて楽しげなのをみて嫉妬しているなんて事はないと思ったら、ペストの後遺症について心配していたんですね。
そんなZivaの心配をよそにTonyはJeanneとの関係を深めていますが、これってこの後盛大にぶっ壊すとかそういう流れなんでしょうか(^^;
ムダ知識
Jaime Jones役のKevin Alejandroは、アグリー・ベティ、CSI:NYなどあちこちで見かける俳優さんです。
今回Dr.Pikeとしてご登場のLawrence Pressmanは、第1話のYankee Whiteではシークレットサービスの長官として出演しています。
同じ人が同じシリーズで別の役をする(リサイクル出演と勝手に名づけています)のは、現代劇では珍しい事かと思います。
また、Dark Angelではジョナス叔父さんとして、Michaelとも共演しています。(Significant Othersという作品にもPressmanが出演していますが、一緒にいるシーンがあるかどうかは未確認)
というわけで、NCIS4シーズン目にして初めて同じ場面でかつての共演者とからんだMichaelでした。
« 続きを隠す
Trackback ID: http://lillicat-kingdom.com/littlecaca/2006/12/ncis_s411_driven/trackback/