朝から全く元気が無いごんぞ。
いつもなら7時前にご飯の催促をして「あ゛ー」と鼻声で鳴きながら私の周りをうろうろするはずが、他の猫が騒ぎ出して起きて気付いてみれば、ひっそりと顔の横に立っている。
怖っ。
ご飯を出しても全く食べず、水も飲まない。
ただし、昨夜ウンチとシッコを確認したし、今朝もシッコはした。
熱がある様子も無いが、とにかく大人しすぎる。
気がつくと窓辺にいってガラスピッタリ体を沿わせている。
良く見れば呼吸がかなり速い。
これは迷わず病院だ。
2?3日前から左耳をとても気にして掻いていたので、何も無くても耳掃除をお願いすれば無駄も無い。
私は尾骨にひびが入って痛いので、ごんぞを入れたキャリーをもってそろそろと歩いて行った。
普通に歩いて5分のところだし天気がよかったので支障は無かった。
丁度おおきな黒ラブさんが出て行くところで、すぐに診察開始。
状況を話して診察をしていただく。
体温も正常、毛艶も良好。食欲減退の原因は不明。
季節の変わり目には体調を崩す猫が多いから、たぶんそうなのだろうと言う事。
ただ少し眼球が引っ込んでいるのが脱水の証拠なので、皮下点滴をしましょうかと言う提案。
うまく行けば4?5時間後には食欲がもどるという。
そういえば、ごんぞは本格的に冬になる頃に来たのだった。
来てすぐは、鼻水たらして大変だった。
というわけで、本日の処置は、まず耳の検査と耳掃除。あとは皮下点滴。
左耳は少し腫れているとのことで、掃除の後薬を塗っていただく。
耳垢が黒っぽかったがミミダニではない。汚れやすい体質なのかもしれない。
ごんぞは耳を触られるのが大嫌い。獣医さんは「変ですね、何か原因でも?」と聞いてきたが、ミミダニの治療がイヤだったのか、それともそれよりも前に虐待にあったのか、それはごんぞにしかわからない。
まあ、耳を触られるのが大丈夫でも、猫の耳はデリケートなのでお掃除は専門家にお願いした方が安全だ。
これからは定期的に掃除をお願いに行く事にする。
皮下点滴は、サクッと針をさして、5分も掛からず終了。
ちゃんと見ていなかったが、生理食塩水の前に、ビタミン剤を入れていたような気がする。
背中に入れたはずが、後頭部がこんもりしてまるでマウンテンゴリラだ。
処置の間ずっとヒャーヒャー鳴いていた。
先生が終わったよと言って診察台の上のキャリーの方に向けてやったら、上に乗ってしまった。
扉を開けたら自分からさっさと入る(笑)
入ったらペットシーツを巻いたクッションをホジホジ(爆)
みっともないからやめなさいって言ったら、VTさんに笑われました。
お会計をしてつれて帰る。
病院前のサクラが満開で綺麗。
去年の今ごろ、ハッチは病気と戦っている最中で、洗足池のサクラ見物の客を横目に悲しい気持ちで別の病院へ行ったのを思い出した。
日付けが変わる頃、やっと数粒だがご飯を食べてくれた。
水も飲んでほしいのだが、まだ。回復が遅くて少し心配。
本日の支払明細
再診料 500円
皮下補液 1500円
外耳処理 700円
耳垢検査(ダニ) 500円
税込み支払総額 3360円