November 2006 Archives

アクネのその後

ぺどろとユタのアクネ(にきび、毛嚢炎)がなかなか治りません。
水(お湯)では汚れが落ちなかったので、2日に1度イヤークリーナーで顎を拭いていました。
あまり頻繁だとただれてしまいそうなので、毎日はやっていませんでした。
ですが、あっという間に黒いのがベターッと顎についてしまいます。
ケアしやすいように顎の毛をハサミで切っていたのですが、酷いときには黒いのが毛穴のなかに詰まって、やがてそこが赤くなります。

今日は会社を休んだのですが、夕方調子が上向いたので、ぺどろを病院に連れて行きました。
やっぱりキチンと見てもらったほうがいいと思ったのです。

いきなり布団から出て身支度をすませ、さっと捕まえてキャリーの扉を開け、ぺどくん、さあさあ入ってと促すも、いやーんと足を踏ん張って拒否される。
それでも数回押してたら、やっと観念。

急いで上着をきて鞄を斜めがけにして、玄関へキャリーを運ぶ。
これまた急いで靴を履き、急いで鍵を閉め、急いで歩き出す。

どんなに頑張っても片道5分以上かかるので、その間ギャーギャーと鳴いて疲れるのはかわいそうなので、いつもこんな風に急ぎ足。
でも、今回はオシッコピンク騒動以来の久しぶりのお出かけにもかかわらず、ぺどくんあまり鳴かずにとてもよい子でした。

が、病院に着いたら早速大きな声で「にゃーーーーお」
車椅子をつけた小さなわんちゃんと飼い主さん2人が入り口前を陣取っていて、奥の椅子に座れそうにないので、脇の小さな椅子に腰掛けたけれど落ち着きません。
わんちゃんは診察が終わって帰るところだったので、すぐに奥の椅子へ移動しました。

で、名前を言って私は初めてじゃないけれどこの猫は今日がはじめてと受付に告げて、前回作ってもらったごんぞの診察券を渡しました。
というのも、診察券にはカルテ番号以外に枝番がついていたので、この病院は患畜1頭毎じゃなくて、飼い主単位で管理しているんだと思っていたから。
で、図星。
問診表を書くのだと思って待っていたら、「どうぞ」と私と同世代ぐらいの男の先生が診察しつから顔をだしました。
あれれ、すばやい対応だわと、キャリーを運んでいくと、早速「お名前は、生まれは、男の子、去勢は…」と矢継ぎ早に質問されます。
どうやら先生(院長らしい)が、直接カルテに記入している模様。

あらら、顎にきびなんで、そんなに急いでいただかずとも…恐縮ですぅってな感じで進行。

さて、体重を量りましょうということで、一旦診察台からぺどろを抱き上げます。
はかりの目盛りがゼロを指したところでまた降ろして計測終了。4.52キロなり。我が家で一番正しい体型なんだよね、ぺーくん。

「さて、今日はどうしました」というお決まりの質問に、顎のにきびがなかなか治らないこと、門歯の歯茎が赤くなって歯がぐらついていることを話しました。

顎のにきびは、お手入れ不足が原因なので、ご飯を変えても治らないこと。
ひどい時はステロイド入り軟膏で炎症を抑えるなどするが、そうでないなら、毎日清潔にしてあげるだけでよい。
軟膏を塗っても治らないほどひどい炎症は抗生剤を飲ませることもある。

まあ、前にフェリスが酷くしちゃったときと同じ説明なんですが、改めて「飼い主さんが毎日きれいにするしか予防策はない」と言われ、なるほど目からうろこ(今頃かよっ)

つまり、薬で一旦良くなっても自分で舐めてきれいにしないなら再発するわけで、そういう毛づくろいに無頓着な傾向の猫ならば飼い主が拭いてやるしか予防できないというわけです。
じつはユタというオスもそうなのだと言ったら「男の子だからあんまり頓着しないのかも」と先生。
でも、前に一番酷くなったのはフェリスなんですよ。今回は一抜けですっかりキレイに治ってますけどね。

さて歯の方はというと、なんらかのウィルス感染によるそうで、でもまだ3歳は早いかなぁとの事。
これについては、前の先生は「ボクの猫は2歳で歯が抜けちゃったしね」と仰っていたので、仕方ないでしょう。
とにかく、歯茎が赤いのは歯肉炎で痛がっているわけでは無いそうです。

こんな風になる前に歯磨きとか歯茎マッサージをしていたら予防できましたかと質問してみたら、そうですねというお答えでした。
ごめんよ。母ちゃんがすべて悪かった。
赤ちゃんの頃は歯磨きできたのに、私が時々サボったらだんだん嫌いになってしまったので、やらなくなったんだよね。

ユタも上の一番左の門歯がグラグラだし、良く見るとフェリスの歯並びも赤ん坊の時はきれいに並んでいたのに今はガタガタ。
ひょっとすると、グラグラになったり治ったりを繰り返したのかも。

実のところ、門歯は無くても困らないです。
でも、わざわざ悪くする必要も無いので、これからは定期的に歯茎マッサージをします。

それにしても、これまでたいした病気もせずに来たので、全部死ぬかも知れないといわれて育ててきたことを忘れてました。
やっぱり、みんなウィルスに感染していたんだね。
これからは、もっと免疫強化に気をつけますね。

あ、ぺどろくんは帰りもあんまり鳴かなくてとても良い子でした。どうしてだろ。
でも家につくとフェリスとユタからシャーシャー言われて可愛そうでした。キャリーから出して抱っこで部屋に入ったんだけどだめでした。
やっぱり嫌いな匂いがするんですかね。
でもそうだったら、私にもシャーシャーして来ないのはどうして?