June 2007 Archives

フェリスも耳が痛い

なんですかねぇ。
ごんぞは、折角綺麗にしてもらったのに、今朝耳を覗くとまた黒い耳垢が発生していますね。
本当に文字通り「発生」って感じ。

暴れるのですっかり除菌というわけには行かなかったとはいえ、ちょっとがっくし。
仕方ない、鼓膜近くは無理でも、見える部分は綿棒で取って様子を見よう。

フェリスはユタに舐められすぎて耳の入り口の軟骨って言うんですかね、あれのエッジが赤剥けになってて、あわてて昨夜シルバーアロエジェルをつけてあげたら今朝は良くなってた。

ユタは「舐め魔」で、良くフェリスに寄り添っては顔を舐めている。
どうも、身体を密着させたいがために、その前にサービスしている模様。なぜなら私に引っ付きたい時も、まずは私の腕やら顎やらを舐めまくるので。

以前からフェリスの目の上が擦り傷になる犯人がコイツだと思ってはいたのだけど、現場を押さえたわけではないのであくまでも「容疑者」だったのだ。
しかし、幾らなんでも耳の中(それも両方)は、どっかに擦りつけたとかいう事はないだろう。

ユタに舐めるなって言っても判らんし、隔離はできんし…困った。

ごんちゃん、耳がすごいことに

数日前から、また左耳を気にして、後ろ足でカイカイしていたごんぞ。
昨日の晩、またカイカイし始めたら「ピキピキ」とおかしな音がする。

首輪をしているけれど、そんな音がでるような物ではないので、不審に思って耳の後ろをつまんでみたら「ピキピキ」。

うーん。どうも耳の中がネバネバしているか何かそんな感じ。
それに、前から気になっていた入り口近くのイボンヌさんが少々肥大化したようにも見える。
あと、右側の歯茎だけが赤くなっているのも発見。

普段から汚れやすいので、ぺろっとめくって見える範囲だけそーっと綿棒を使って掃除していたんだけれど、奥の方は素人が触ってもっと酷くなったら困るので迷わず本日午前受診。

五歩歩いたら全身汗まみれと言った感じの日差しの中、ごんちゃんをつれて病院へ。
珍しく小さな声で時折鳴くだけのごんちゃん。

病院に着くと他の患畜さんがいないので、すぐに呼ばれる。
まずは体重。5.05キロ。ちょっと増えてる?

先生(今日はまた別の女先生)に事情を説明すると、じゃあ早速見てみましょうと、いいほうの右耳からスコープで覗く。右耳は大変きれいだそうで安心。
問題の左耳。「真っ黒けで全然鼓膜が見えませんね。化膿して鼓膜が破れていることもあるので、薬液を耳に浸して洗いましょう」
という事で、VTさん2人、お爺ちゃんせんせい、それに私の3人掛かりで保定して洗浄開始。

(補足:最初はガーゼを鉗子に巻いたもので耳掃除をしようとしたのだけど、耳の入り口付近で少し出血したので方針変更になった)

うがい薬のガーグルみたいな茶色い薬液をシリンジで耳に入れて少々揉む。その後、鉗子にガーゼをまいたもので耳の中をぬぐう。
これを数回。
すると、我慢の限界に来ていたごんぞが耳をプルプル。薬液が取り囲んだ全員に飛び散る。
まあ、予測していたのでシャツに染みができるぐらいはどうってこと無いのだけど、お爺ちゃん先生の目に入ってしまい、先生は一旦戦線離脱。

まだ汚いものがガーゼにつくので、仕切りなおして再度処置。またプルプル。
今度は薬液とともになにやら黒い塊が飛び出してきた。
これには女先生も驚いた様子で「うわー、なんか黒いものが2つも出てきたぁ。かなり大きいねぇ。ほら先生、こんなものが出てきましたよ」と、院長先生にまで見せる。

それを見た院長「うわー、長いこと溜め込んじゃったみたいですね」…って、前回イタイイタイで行った時(昨年10月)、先生は耳の中は疑ってくれなかったけど、もしかしてあの時から汚れてたんじゃないのかなぁって言いそうになったけれどツッコミせず。

スコープで綺麗になったかを確認。すると、すっかり綺麗になって鼓膜まで見えるとの事。
ただし、塊がとれたところが爛れているので、耳に化膿止めの薬を入れて終わる。この薬を入れたときもプルプルしたので、今度は全員に黄色いシミが(^^;

歯茎も見ていただきましたが、お薬を塗るだけでした。歯石もなく歯は綺麗だとお褒めいただく。
3年ほど前にごんちゃんがきたとき、全身麻酔で歯を治療して以来特に何もしていないが、それで問題ないのだから今後も歯石の心配はないだろう。

あとは抗生剤の投与で化膿をさせないようにするという事で、粉薬にしてもらう。
これは、歯茎の赤いのにも効くということだった。
薬は今夜から。よかったね、皆ニャン。大好きな缶詰がまた暫く食べられるよ。

粉薬ができるの待つ間、あまりに鳴くのでキャリーを膝に乗せていたらなんだか酸っぱい匂いがしたが、これはごんぞの耳の匂いだった。
すっかり綺麗になったとはいえ、奥の方は強烈な事になっていたのだなぁ。
気がつかなくてごめんよ。

家についてキャリーを開けると、中敷が点々と濡れている。
ごんぞを見たら長ーいよだれを垂らして、ぼへらーっと脱力中。
どうやら、歯茎に塗られた薬が苦かったか何かで、帰る途中ずっとよだれを垂らしていたらしい。
それもすぐに治まったので、着替えて出勤。

ごんぞは耳が汚れやすい。そういう体質のようだ。
女先生がスコープで見たら、耳の入り口だけじゃなく奥にもイボンヌさんがあって、これが蓋をするような格好になるからジメジメして雑菌が繁殖するのではとの事。
前の先生にかかっていたときも、黒い耳垢がついていたので、また耳ダニが復活していたら怖いとおもって連れて行った。
結局汚れが溜まっていただけで、掃除してもらった。先生もこんな風に耳垢が溜まるのはあんまり見たことが無いような口ぶりだった。
今回は、溜まった耳垢が、湿度が上がった事が手伝って雑菌の温床になったのではないかと思う。

ともあれ、今後は適宜耳掃除に連れて行こうと思っている。