ENT 010 Fortunate Son 復讐の連鎖 

マシューは、「目には目を」がモットーの貨物船の副長。
ノーシカンの襲撃で荷物を奪われただけでなく、船長が重症を負う。
過去にもノーシカンに何度か襲撃されたのをうらんでいて、船長が意識不明なのをいい事に、勝手にノーシカンをひとり捕虜にとって拷問してしまう。
そこにちょうど居合わせたエンタープライズがお節介を焼き焼きといったストーリー。
けが人もいるし、船も壊れているのに、疎ましそうにするマシューに疑念を抱く船長は、さらに首を突っ込むわけですな。
第一印象では、ノーシカンはクリンゴンと同じかそれ以上に野蛮な異星人かと思ったのだけど、最後まで見た限り、それほどでもないイメージでした。
船長の提案を最後には聞き入れて、貨物船丸ごと強奪とか破壊して去っていくなんて事はしなかったし。
それでも、いわば宇宙海賊なんですから、絶対にいい人たちじゃないですけど。
副長役のLawrence Monoson(ローレンス・モノソン)はタイプキャストを嫌わないのか、ER 緊急救命室で凶悪なレイプ犯(エリザベスや被害者の姉をもマインドコントロールする)、NCISではシリアルキラーの弁護士で実はクライアントの模倣犯、さらにCSI:マイアミでは指圧サロンのオーナーだがしかし裏で人身売買をしていた男(殺人も)、加えてCSI:では高慢なイリュージョニストにして実は小心者という、私の中ではいけ好かない奴専門俳優のイメージが定着しつつあります(笑)
確かに性格俳優っぽい顔つきですが、今時のハリウッドでは身長が低いのがやや弱点でしょうか。
(他にビバヒルにもラリー・モノソン名義で何話か出ていたらしいのですが、詳しい資料が見つからず)
しつこいようですが、今回の邦題もネタバレですね。

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