今回は緊迫感がちょっと和らぐ、オフワールドの探索です。
冒頭にロケがありますしゲストもいますが、基本的にはボトルショーですね。どうもアトランティスではあからさまなボトルショーが少ないような印象を受けるんですが、制作費の配分を上手に出来る方がスタッフにいらっしゃるのでしょうか(笑)
さて前回スーパーフォードがいなくなってデックスが参加となりました。そして今回は早速タイトルが青が基調のものに変わり、デックス役のJason MomoaとDr.ベケット役のPaul McGillionが加わり、フォード中尉役のRainbow Sun Francksはさくっと削除でございます。
つまり、間違いなくフォードはレギュラーから降格です。
ああ、生き馬の目を抜く恐ろしい世界(笑)
今回、マッケイ博士大活躍なんで、私としてはあまり面白くは無かったです(笑)
でも、普段の言い訳ばっかり言っているマッケイじゃなかった事は認めましょう。
全体的には会話がテンポ良く楽しめました。それらを全て取り上げたらすごい量になりそうなので、最初のロケシーンだけにしておきます。
冒頭、(オタクだから女性の誘い方も知らないんじゃないかと)キャドマン中尉に花を摘んで帰るよう言われ、図星なのだが悔しくてアンタは我々を警護するのが仕事だろぉと文句をいうところが面白い。
しかしマッケイとデートしたいと言ってくる女性がいたとは(驚)
3チームでWraithの狩から逃れた生存者を探索中だったようです。
まず一面黄色い花が咲く丘でダーツの音を聞いて気がついたのがキャドマン中尉。
別の場所のシェパードにも伝え、とにかく隠れられるるところまで走って逃げようとする。
「もし見つかればアトランティスが消えたのが嘘だと判ってしまう」(きゃー、それはたいへん)
という心配もむなしく、マッケイとキャドマンがダーツのビームで吸い上げられてしまうのです。
Dr.ベケットはキャドマンが先に突き飛ばしたので、何とかビームを外れるんですが、実はキャドマンがベケットに気があったからというのは多分深読みじゃないと思われます。
ところがそのダーツをアトランティスチームが機関銃などでがんがん狙うものだから、一人助かったDr.ベケットは「おいおい、中にふたりいるんだぞ」と大慌て。
が、もしダーツが母船に戻ったらアトランティス全体に危機が及ぶので、撃墜するのが最適と判断されちゃうんですね。
結局ローン少佐が撃った対戦車砲が何とか掠って、その後シェパードが機関銃を撃ちまくった結果、ダーツはDr.ベケットの頭を掠めて墜落。
その目と鼻の先にはゲイトが! いろんな意味で危機一髪だった。
レギュラー入り初エピのDr.ベケットはここでちょっとハードなアクションに挑戦。あんまり格好良くは無かったけれど、泥まみれで良く頑張りました(笑)
実は不時着だったりして、中でまだパイロットのWraithが生きている。Dr.ベケットは「私は医者だ、助けられる」というけど、駆けつけたシェパード達にバカスカ弾を打ち込まれパイロットは死亡。
ベケットとしてはこいつを助けてキャドマンとマッケイを出してもらおうと思ったわけですが、シェパードは「そんな頼みを聞くような連中じゃ無いさ」と一蹴。
心優しいお医者様(はぁと)と単細胞な兵士(失礼!)の考え方の違いが描かれていますな。
そして、捕らえてみたらえらく小さいダーツ。しかもハリボテ感たっぷり(笑)
この中のこれまた小さな装置(Wraithってすごい科学技術持ってるのね、名前も無いのに・笑)にふたりが非物質化されて閉じ込められているちゅーことで、早速アトランティスから学者が出張修理サービスに来る事に(笑)
という事で初めてオフワールドに来ておっかなびっくりのゼレンカ博士。Wraithはもう居ないとシェパードに言われてちょっと安心。
さっさと仕事しろやといった感じにシェパードにせかされるが、墜落したダーツには一人を実体化する分しかエネルギーが残存していないのが判ります。
そこで、どちらを実体化するか選んでくれとゼレンカが言う。
Dr.ベケットは「これは究極の選択だね」というがシェパードは「マッケイに決まってるだろ、キャドマンはマッケイが実体化してくれるさ」とおバカ全開の発言。
「だーかーらー。確かに2人分のライフサインがディスプレイに表示されてるけど、どっちがマッケイかはわからないのよぉー」(ゼレンカとベケットの説明を超訳)
「そりゃいいや。んーっと…じゃあこっちだ。さあやれよ。(他の隊員に向かって)みんな下がってろ!」って、即断即決シェパード。本当にいつもお気楽ですがそれが大抵裏目に出ないあたりがまた強運の持ち主。
結局、装置から再物質化されて飛び出てきたのはマッケイ。
すぐに気絶してしまうのだけど、アトランティスに帰って気がついてみたら、頭の中にキャドマンがいる事に気がつく。
どうも、再物質化に不手際があったようなのだが、周囲はマッケイの頭がおかしくなってるとしか思わない…という展開。
Davidの演技は、キャドマン(この方は海兵隊所属でしょうかね?)が表に出てるときのクネクネ感がイマイチでしたね。女性兵士だからこれでいいっていう演出なのかも知れないけど。
それと、マッケイが無精ひげで涎垂らして天真爛漫な寝顔っていうのはまぁギリギリOKだけど、(他の俳優ならお色気シーンになるはずが)全裸でシーツを纏っても全然嬉しくない。
キャドマンの部屋は兵士らしくトレーニングマシンやらバランスボールが置いてありました。女らしいものがひとつも無いのがこれまたステレオタイプです。
なお、デックスが手掴みで食事をするシーンはちょっと無理が。
かなりの文明があった国みたいなのに、アトランティスになじめない感じを出したいなら他に方法があったと思うんですが。(自動ドアの開け方がわかんないとか)
個人的に気に入ったのは以下の台詞
(格納庫での作業中にマッケイに散々ののしられ)
ゼレンカ「ハイ、ハイ。アナタを助けようとしたのは間違いでした(^^)v」
新事実
マッケイは腰痛持ちらしい。
マッケイの硬いベッドマットでは眠れなかったため自室へ行ったというのがキャドマンの弁。
「処方されたマットなんだ」とマッケイが答えています。
間違いみっけ
トレーニングジムで、ウィアー博士がデックスに「われわれに加わるかどうか考えているのか?」と質問する場面で、「シェパード少佐(Major Shepherd)が、私を差し置いてあなたに打診した」云々と言っています。
アンタが中佐に昇進させたんでしょうが(笑)
2005/08/05へそ曲りレビュー, スターゲイト アトランティス シーズン2
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