前後編の前編。
毎度毎度短くしようと努力しているのですが、このシリーズときたら何が伏線になるか判らないというほど、あちこちに「お宝」が散りばめられているので、気がついた事は全て書き留めておかないと、話についていけなくなりそうなんです。
自分の記憶力が日々衰えている事もあって、面倒だし間違い・勘違いも多々ありそうですがいちいちこうして書くことにしてます。
さてさて、今回はチームシェパードがどこかの星を探索中に、待ち伏せをうけ次々とスタン銃で撃たれて全員が倒れてしまいます。
襲撃してきたのは青年の集団。
って、実はその青年団の頭領がスーパーフォードだった。Ta Da! てな展開。
どこか別の星のアジトに連れて行かれ、食事をだされるも、シェパードだけ手につけず。さすが軍人。
そしてやっぱり一服盛られていたのです。一服と言ってもWraithも酵素ですが。
盛られたと気づいて「げろげろーん」なマッケイ。汚いなぁ。麻薬にアレルギーがあって、体中が痒くなるって怒ってます。
なんと酵素は経口摂取でも効果があることを研究によってフォードたちが発見していたんですね。青年団にはジェイス(Jace)という科学者もいた。
ところが、意地でもウィアーたちに自分の正当性を認めさせたいフォードは、シェパードを証人とするべく彼だけは正気でいなくてはならないと考え、実は彼の食事には酵素を入れていなかった。
どうやら、前回ダーツに乗り込んだフォード君、自分がスタン銃で打たれても気絶しない事にきづいた。しかもWraithは敵の侵入に馴れていないので、自由に母船内を歩き回り、酵素袋を採り放題。
酵素の摂取を継続しつつ、別の星へと逃げ込み、仲間を募った…という次第。
カナヨ(Kanayo)はジェナイのスパイだったが、今は裏切ったので、スパイの基地にあるC4(元々はシェパード達が持っていたもの)を盗んだりします。
カナヨによるとジェナイのスパイはペガサス銀河のいたるところにいるそうで。これは後のエピソードにも関わってきそうな事実ですね。
そんな訳で、青年団のアジトにはジェナイのグッズが。(ブラウン管をつないだコンピュータとかWraithのデータモジュールとか)
ジェイスはここでWraithについて研究をしていたとか。今わかっているのは、Wraithは縄張り意識が強く、船間通信を制限するシステムを作っているらしい事。
テレパシーが使える者が敵にいる(=テイラの事)ので、船同士の情報交換は断ち切ったほうが安全だと考えたらしい。もしまたテイラがテレパシーを送っても危機に曝される船は1隻だけだからだ。
また、食糧不足がお互いの敵対心を強くしているようだとも。
たいした設備でもないのに結構ちゃんとした研究をしているジェイスに対してマッケイはちょっと関心を持った様子。
一方、予定時間になっても帰らないシェパードチームに異変が起こっていると予想したウィアーはローン少佐のチームを捜索に送ったが、拉致されたことがわかっただけ。
行き先を調べる為にゼレンカも送り込むが、ダイアルの痕跡がクリスタルに残っておらず、打つ手なし。
テイラとデックスは強制的に酵素を毎日注射されトレーニングをする。次第に青年団と同じような強い体になり、「これ(酵素)って案外いけてるんじゃなーい」てなご意見のお二人。
しかし二人で本気の殴り合いのついでにシェパードまで殴っちゃうあたり、ちょっとオカシイよねぇ。
(ちなみにこのシーン、デックスの目のあたりが赤いのはメイクではなく、テイラ役のRachelのパンチが本当に入ってしまったため)
最終的にフォードが計画していたことは、Wraithの母船を破壊すること。
敵の懐に突入するため、打ち落として保管していたダーツをマッケイに修理させ、シェパードに操縦させようと言うわけだったのだ。
母船が来る星は、ジェナイのコンピュータでジェイスが計算しており、ここ数日どこか人が住んでいない星に近いハイパースペースに止まるのだという。
そこでC4をぶち込めば何千人かを救うことになるだろう…と。
そしてまた出た「絶対やらないもん」のマッケイ。本当にアホや。
ダーツを直したら俺たちがここを逃げるチャンスが出来るといわれ、やっとシェパードの考えに気がつく。
「ゲイトがダメでもダーツから(アトランティスへ)ダイヤルできる」
ともかく、協力するけどマッケイが集中できるように酵素の注射はやめて欲しいとフォードに頼むシェパード。これは本当にそう思ってのことかも知れないけれど、テイラたちの様子からして何か胡散臭いものを感じていたのかも。
何日か何週かわからないが、時間が経過してダーツの修理ができたので、いよいよシェパードが操縦していざ出発…と思ったら、護衛2人とマッケイはお残り。
フォードだってシェパードがダイアルしてアトランティスへ逃げる事を予測していたのだ。なので、マッケイは人質にとられたというわけ。
(実のところ、「マッケイの命なんて、シェパードが裏切らないようにするための足しにはならない」と言って、フォードは目的地との往復しか出来ないようD.H.D.をいじっていた。マッケイくん、酷い言われようだ)
ひやひやさせられながらも何とか母船に進入できたシェパード達、しかしフォードにはシェパードとは比較にならないほど統率力など無く、いきなり銃撃戦に。
流石のシェパードも歯が立たず、全員が捕まってしまいます。
そして…。
アトランティスでは、シェパードの消息が一向にわからず、ウィアーは彼らの生存を諦めはじめる。
一方Wraithの母船では、シェパードが女王の前に連れて行かれてしまう。
あぁぁ万事休す、というところでTo Be Continued。
フォード君が中心でしかもシーズン半ばのクリフハンガーと来たらこの先の展開はおおよそ予想がつくというもの。
シェパードとマッケイ、マッケイと見張り…今回も漫才が多々ありましたが、多すぎるので割愛。
後編がどうなるのか期待いっぱい。
2005/09/23へそ曲りレビュー, スターゲイト アトランティス シーズン2
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