Paul McCraneのイタイ話 

以下、24 -Twenty Four- シーズン6に関するネタバレがありますので自己責任で。
Connor Trinneer様ご出演のER 緊急救命室を見て以来、何故かロマノっち(Paul McCrane)にはまってしまいました。
地上波でオンエアされていた当時は、ケリーと同じぐらい大嫌いな人物だったんですけどね…。
Paul McCraneは「すんごくヒドイ怪我や死に方の役を演じる俳優」(WikiPediaのコメント)として一部に知られております。
まずロボコップではEmil Antonowskyというチンピラを演じておりますが、ロボコップに追われてバイク事故を起し、逃亡した廃工場では廃棄毒物を頭からかぶりドロドロに火傷をした状態で仲間の車にはねられ液状化して死にます。
Eye For An Eyeでは、偽警官に黒いリムジンでひき殺されそうになった女性を助けようとして、胸にダーツ銃を打ち込まれます。このとき助けようとするのがサリー・フィールド=ERではアビーの母。
(注:この映画は見ていないので、ダーツ銃で撃たれても痛くなさそうな気がしますが、実際はどういう事になっているか私は知りません)
ERではヘリ(チョッパー)のテイルローターに左腕を前腕部からチョップされ、翌年は義手をつけて頑張るがセクハラ疑惑再燃、そして頭の上からヘリが落ちてきて死亡。
X-Filesでは特殊な能力を持つ救急士だが、事故で首ちょんぱ。でもプラナリアみたいに体中が再生する。癌(腫瘍)を食べないと生きられない変なミュータント。
そして、最近は24 -Twenty Four-のDay 5とDay 6に出演したんですが、Day 5では単にグレイという悪い人という事だったのが、Day 6でジャックの兄弟グレアムだと判明。
もう、悪役という時点で出演期間がそう長くはないだろうというこの番組、予想通りジャックを裏切った角で拷問を受けた(ビニールを頭からかぶせられたり、全身に激痛が走る毒物を点滴されたり)挙句、かばったはずの父親(スタートレックではゼフレム・コクレーンとしてお馴染みのジェームズ・クロムウェル)に褒めてもらっているつもりが更に毒物追加され死亡退場。
どほほ。つくづくかわいそう。
他に痛くない役もやっているし、シリーズ物の場合の製作システムから考えて、こういう死に方をする役をわざわざ選んでいるわけではなさそうですが、そういわれてもしょうがないような(^^;
ともかくも24の苦しみっぷり&死にっぷりはなかなかの名演技ですので、Paulのファンは見逃せませんよ。
でもやっぱり可愛そうで見てられないけど。
(だって、何度もリハとテイクしたためなのか、死ぬシーンの冒頭から声が別人なんですもの・涙)

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