Nitpick ではありますが… 

昨日からFOXでシーズン4の放送が始まったばかりのNCIS~ネイビー犯罪捜査班ですが、ぼつぼつとレビューが挙がってきています。
マイコミジャーナルの記者さんもコラムで取り上げて下さっているので早速読んでみました。

【コラム】多チャンネル? どれ観りゃいいのよ (15) ギークも活躍するチーム戦に釘付け! 『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』 | ネット | マイコミジャーナル

NCISとは”Naval Criminal Investigative Service”の略で、日本語に訳すと”海軍犯罪捜査局”となる。つまりは海軍専門の警察。ちなみにアメリカでは陸軍にも空軍にも、こうした組織は存在しているわけだが、日本人にはあまり馴染みがないだけにマイナーに感じるかもしれない。

っと、いきなり出ちゃいましたね。
Navalとあるのでどうしても「海軍専門」と思いがちですが、実際に番組を観ていたらすぐわかるように、NCISは「海軍および海兵隊に関した刑事事件」を取扱う機関なのです。
(状況によるのですが)通常、海兵隊は海軍とは別の独立した組織として扱われます。

海軍という特殊な環境下で起こる事件を解明していく。そうしたストーリーは確かに国際テロ組織などと渡り合うようなFBIモノと比べると地味である。

これもちょっと違うんですよね。
先に書いたとおり、海兵隊の事件も扱う関係上、イラクでのテロなどに関わる事も多く、本部の壁に張られている「最重要容疑者の写真」もテロリストや武器商が多いのです。
また、ペンタゴンには海軍の暗号解読のチームがあるので、国際的なスパイが関係する事件も扱います。(NCISにもサイバークライムの部署がちゃんとあるんですが、シーズン6で初めて紹介されます)
ただ、私の推測に過ぎませんが、製作側が他のクライムドラマと同じく国際テロを扱っていたら特色にはならないと判断して、「敢えて」そういう内容にしなかったと思っているんですが。
で、シーズン1と2はNCISという組織についての理解を深める為という事で、地味目の事件が多かったようですが、やはり地味すぎとの判断なのか、Zivaをメンバーに加える事によって、国際テロと嫌でも関わるような方向に向かいつつあるのが現状です。
ま、そうは言っても予算の都合(ヒットしてても実情は大変なんですよ)や番組の性質上、これまで以上にド派手なシーンが出てくるとかいう訳ではありませんが、それもすべて「NCIS的演出」なのだと思います。

主人公ひとりが活躍するタイプではなく、チームで活躍するタイプの本作品。そのメンバーとは凶悪犯罪者を前にしても「ハッハァ」と野卑に笑うタフガイのディノッゾ、イスラエル諜報特務局から派遣されてきた尋問(拷問?)が得意なユダヤ系美女のジヴァ、情報解析や収集能力に秀でるマサチューセッツ工科大卒のマクギー、科学分析官でありながら棺桶をベットにして眠るゴシックパンク娘のアビーら。皆が皆、アクが強い。そして、この個性派チームを束ねるのが、元スナイパーという肩書きを持つ捜査官のギブスだ。

これは…そうなんですか??
DiNozzoがタフガイだとはちっとも知りませんでした。すぐ泣き言をいうし、後輩をいびるお子ちゃまな性格だし、女の尻ばかり追ってるし、ボスにはワンワンと尻尾振るし…超情け無い二枚目君だとばかり(笑)
Zivaも、尋問は大の苦手で、容疑者を「殺すな」とGibbsに念押しされる程だったと(笑)
それから、「アビーら」の「ら」にされちゃった長官とDuckyもレギュラーなんですけど。
★メラメラ★((((T-T*))))フフフ
(あと、校正ミスだと思いますが、ベットじゃなくてベッドですよ)
という訳で、突っ込みまくってしまってすみません。
全てファンの愛なのです。許してください。

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