このEquivocationというお芝居は昨年末にNCISのフォーネルFBI捜査官役のJoe Spanoや、ENTのトリップ役でおなじみのConnor Trinneerらで行われたのがわかっていたのですが、いかんせん「1605年のロンドンが舞台となっている、シェークスピアを題材にしたBill Cain脚本の舞台」ぐらいしか理解できなくて、どう紹介したらいいのやらと思案して下書きをしたままになっていました。
その後少し判ったのは、時代劇であるが衣装は現代のもので、言葉や発音も現代のアメリカ式であるという事です。
アメリカでのお芝居に関しては全く素人なんですが、シェークスピア劇やその時代のイギリスを描いたものを演じるときは通常はイギリス式の発音と言葉を使うのでしょうか。
ちょっと検索してみた感じではBill Cainという作家が日本では有名なのかどうかも判らないのですが、当地での評判は良かったようです。
別のカンパニーで行われた同じお芝居の公演が、2010 Steinberg/ATCA New Play Awardを獲得したというニュースがありました。
The American Theatre Critics Association (ATCA) has named Bill Cain’s “Equivocation” winner of the 2010 Harold and Mimi Steinberg/ATCA New Play Award, which recognizes the best scripts which premiered professionally in 2009 outside New York City.
via: Bill Cain’s EQUIVOCATION Wins 2010 Steinberg/ATCA New Play Award 2010/03/26
英文ですが劇評がありますので内容等はそちらをお読みください。(私が理解してから要約したらいつになるか判りませんし、翻訳して紹介する為には許可が必要になりますが、それは無理ですので)
Stage Review: Equivocation
主な出演者に、先の二人のほか、Harry Groener(ENTではNathan Samuels、バフィやラスベガスのサブレギュラー、Mediumではジョーの上司など)、Troyan Bellisario(NCISで、McGeeの妹役)、Patrick J. Adams(NCISではS6-6に出演、映画Weather GirlではNCISのGibbs役、Mark Harmonと共演、他にLostやWAT、それにCold Caseなど有名なドラマの脇役として活躍)
当初Joeが舞台出演との事で検索をかけたらConnorと一緒の写真が出てきてビックリ。
もっと調べたら、TroyanにPatrick J. AdamsとNCISにゆかりのある俳優さんが出てきてまたビックリ。
そして、ENTでConnorやScott Bakulaと共演したHarry Groenerまで!
即座に芝居と飛行機のチケットを取って観劇したいと思いました。でも、もうしつこいぐらいに書いていますが、猫と同居の身ではそういうわけにも行かず、LeapCONの時と同じく残念ですが諦めました。
このビデオでも語られているように、全員が複数の役柄(劇中劇を含む)を演じているとのことです。
台本を憶えるのが大変だったでしょうね。相手や自分の名前を間違えてしまいそうです。
今年2月に放送されたNCIS シーズン7のJack KnifeというエピソードでJoe Spano演じるFornellが髭面で登場したのですが、恐らくはこの公演の時期と撮影が重なっていたのではないかと想像しています。
Patrick J. Adams as King James and Connor Trinneer as Robert. Photo by Michael Lamont
写真はすべてMichael Lamont