Caf-Pow! (爆)
Abbyの大好きなごっつカフェイン飲料が、なんとそのキャンプへ定期的に届いているという。
これはZivaからの「助けてくれという」サイン? Gibbsたちが見つけてくれるかもしれないという微かな望みをかけていたのか?

さて、拷問していたSaleemの水筒。ピンクの液体でした。
ここでやっと謀られたと気づいたSaleemは怒って部屋を出て行き、頭に袋をかぶせた人を連れて戻ってきます。(アメリカで教育を受けたSaleemがたまたまCaf-Pow!好きだった)
Saleemがいない間、McGeeがDiNozzoに「もう起きてもいい?」と聞きますが、「まだだ。合図を待て」という。何か考えが?
戻ってきたSaleemが袋を取ると、それはZivaだった。
(聴き取れず理由が不明だが)3人のうち、誰か一人を殺す。よく話し合えといってSaleemがまた出て行く。
DiNozzoがZivaにかけた最初の言葉は”Oh, How was your summer?” (スイッチその3)
Ziva「あなたたち、来るべきじゃなかった」
DiNozzo「ああ、じゃ出て行くよ。(椅子に縛り付けられたまま動こうとする)おっと、俺拘束されてるのを忘れてたよ」
Z「私が死んだと思ったなら、何故来たのよ?」
D「McGeeが…ごにょごにょ」
Z「何故来たの?」
かわいそうなDiNozzo。今彼が自白剤で嘘がつけないのをZivaは知ってか知らずか、まるで尋問の如く厳しく質問を投げかける(^^; (で、本日最大のスイッチ「君無しでは生きられない、たぶん」と言わせちゃった)
Z「あなた、私と一緒に死にたい訳? 放っておいて欲しかったのに…」
しかし、次の彼女の言葉は真実。「こんな警備が固い場所から逃げられる訳が無い」
彼女自身、3ヶ月以上捕まったまま逃げられなかったのである。
しかし「計画がある」というDiNozzo。

9月
キャンプ場所を確信したDiNozzoはVanceにZiva救出に行かせてくれと頼むが、根拠がCaf-Pow!だけではダメだと拒絶。
がっくりするDiNozzoに「なんとか説得する」とGibbsが助け舟を。
(ここで、DiNozzoがまさかのモンティパイソンネタ、「このぉー、ちょんちょん」を出してきたのには大笑い)
D「もちろん、計画実行となれば自分どころかMcGeeだって志願しますが、ボスは何を?」
G「教えない」
そして、砂漠を走る車には、運転するDiNozzoと不平をいうMcGeeが。
車を停めて電話をしようとしていたとき、男たちに囲まれあっけなく二人は捕まってしまう。
(ここが最初のシーンにつながる)

Z「じゃあ、ワザと捕まったの? 殺されるに違いないのに」
外では車の音がし、ひとが騒ぎ出している。
D「Ziva、戦えるか?」　何かのきっかけを待っているのか?
Saleemが慌てて戻ってきて、Zivaを殺そうとする。
自分は死ぬ覚悟があるといっていたZivaは抵抗しないが、DiNozzoが止めようと声を荒げる。
一瞬の隙ができたSaleemの脚を、寝転がっていたMcGeeがすくう。
しかし倒れたSaleemは銃を持ち直しMcGeeを撃とうとした。
D「待てよ! まだ言っていない事があるぞ」
Saleem「何だ?」
「俺の勘のこと、ブレインが誰か、俺は切り札なんだ」とか、「トゥルー・ライズ」がどうだとかいう話をし始めたDiNozzo。しかし最後に言ったのは「おまえは今から30秒以内に死ぬ」
Saleem「嘘だ」
D「俺は今嘘は言えない。ボスはスナイパーだった」
Saleem「????????」

明り取りの窓を突き破り一発の銃弾が。

おそらく1キロは離れているだろう場所から、SaleemをしとめたのはGibbsだった。
彼の「行け」という合図で、おそらくキャンプの周囲に隠れていた救援チーム)(SEALS?)がテロリストを襲撃。
銃弾が飛び交うなか、部屋から逃げ出すZivaたち。
廊下の先に現れたシルエットは紛れもなくGibbs。(くーっ。カッコいい～)

G「家に帰ろう」(またまた、くーっ)

戻った4人を迎えたVance。彼が拍手をすると、そのフロアに居合わせた全員も拍手を始める。
喝采を浴びる中、Zivaを抱きしめるAbby。傍らで見守るDuckyとMcGee。
Vanceを見上げ、ちょっと微笑んだように見えたボス。
そんななか、ひっそりと自分のデスクに戻り、静かに見守るDiNozzoだった。

えーっと。いくつか突っ込みどころが。
GibbsがSaleemを狙っていた場所から、Zivaたちのいるキャンプまでの距離はかなり遠いはずなのに、銃撃戦が始まってすぐに現れた事が不自然でした。
また、Gibbsが撃つきっかけはなんだったんでしょう? 無線は無いし、窓は汚れていて、Saleemがちゃんと確認できた事すらちょっと疑問なのに、その上Zivaが連れてこられて機が熟したと判断する為の何かが欲しかったです。
また、5月のDiNozzo君がもう骨折が治っちゃってるのが、これまた不自然でした。
ところで、今回のこの手法、なかなか上手いですね。
捉えられたDiNozzoがSaleemに対して自白する過程で、メンバー全員の名前やバックグラウンドがわかる。
新規の視聴者が、沢山出てくるレギュラーや脇役さんに目を白黒することなく話に入って行けて、しかもレギュラーの役割もそれなりに1回目で理解してしまう。
素晴らしいです。
ラストシーンのZivaが不安な表情でした。もちろん長い間あんなところに拘束されていたのですから当然ですが、もしも父親のいるモサドではなくGibbsたちを信頼して一縷の望みをかけていたなら、もっと安心してもよさそうです。
同じシーンで沈鬱な表情だったDiNozzoも、そんな彼女の変化に気づいていたという事なのでしょう。
案の定、次週予告では、Gibbsの地下室に暗い顔で訪ねるZiva、Abbyから「(DiNozzoが)命を懸けて助けに行ったのに」と罵声を浴びせられるZiva、DiNozzoに肩をつかまれるZivaと、今週彼女が殆ど不在だった分を埋めるかの如く、Zivaメインのお話になりそうです。
確かに、これで彼女がモサドとしてNCISにいられるとは思えませんからね。
しかし、この次週予告のDiNozzoとZivaを含め、文中に書いた「スイッチ」という箇所ですが、二人のシッパーにはもう堪らない一瞬だったと思います。
私は、これまで同様、あれらはすべて同僚として、友人としての言動であり、今も過去もDiNozzoがZivaに恋愛感情を抱いた瞬間があるとは思っていません。
これは、私がDiNozzoファンだからという事もありますが、どう見ても二人に対して「恋愛」というイメージが浮かばないんです。
ま、どうなるかは来年の春までじっくり見守りましょう。
あ、あとひとつだけ(コロンボか?)
オープニングが、シーズン6とおそらく全く同じでした。いつもだと、新シーズンの何話目かまで撮影が終わったところでプレミア放送が来るので、ちょいネタばれ風に未放映のシーンを1カットずつ入れるのに、どうしたんでしょう?
編集が押して間に合わなかったのか、なにか別の理由があるのか…。来週以降、別バージョンが出るかもしれません。
(アメリカ太平洋時間の9/22 20:00放送分の視聴レポ)

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