*はじめての方は「ミニ速報に関して」という記事をまず先にお読みください。
海岸でマラソンをする海兵隊員。
きちっと隊列を組み、上官の掛け声に従って黙々と走っている。
が、途中で一人の兵士が立ち止まり、一点を凝視して動かなくなった。
上官は怠けていると思い彼を罵倒するが、全く耳に入らない様子でまだ立ち尽くす。
そして、しかりつけるために近づいた上官が見たものは…腐敗が進み白骨化しかかった仲間の遺体だった。
遺体が着ていたウェットスーツにはJensen中尉と書いてあり、Experimental Unitのマスターダイバーと判った。
早速中尉の自宅を捜索に行ったDiNozzoとGibbsは、そこに先に来ていたCGIS(沿岸警備隊の犯罪捜査機関、NCISよりも規模はずっと小さいが、担当する範囲は全米に渡る)の捜査官二人だった。
そのボスというのが女性でAbbigail Borinという34歳、元海兵隊員、強気、オッサン的態度に、なんと「勘」まで持ち合わせて、部下の後頭部をぶん殴るという、何から何までGibbsそっくりな人。しかも赤毛。
しかし今回はlove interestとしての登場ではなく、単に別機関にもいた「ボスそっくりな人」として、という気がします。
最初は「君の事は知らないからね」なんて言っていたGibbsも共同捜査に切り替わったあとは潔く協力していました。
その女性に興味を示さないはずがないDiNozzo。
Zivaから「ボスに似てるから? それとも魅力?」と聞かれ「それは思ってもいなかった」と答えていましたが、無意識のうちにボス的存在にはワンワンと付いていってしまうんでしょう(笑)
Palmer君の恋愛がまだ続いている一方で、Duckyの恋はもう破局を迎えてしまったそうです。Gibbsがボウタイに戻ったDuckyに気づいて愚痴を聞いてあげてる姿が、女子高生の恋愛相談みたいでかわいかった(^^;
Duckyが言うには、ソフィーは彼の個性に疑問を持ち、その上お母様の形見の銀食器を食器洗浄器に入れてしまったそうです。自分よりかなり若いって言っていた彼女の事だもの、そんな事は覚悟の上かと思っていました。
事件の方は「この夫にしてこの妻あり」といった結末だったんですが、DNAや歯型で海兵隊員に該当がないという所でさっさと考えを切り替えない、それで捜査が進展しないのにあまり怒らないGibbsとか、なんだかほんの少しいつもと違う気がしました。
貸し倉庫のオーナーがDiNozzoの皮肉に対抗してZivaも呆れるような皮肉を返していたみたいなんですが、聞き取れなかったのが悔しいです。
MTACで通信をしたクワンティコのラボにいるチョイという女性がまるで子供みたいでGibbsが「なんじゃこりゃ」のような事を言っていました。どうも経費削減のため外注を使っているらしいです。
実際、風貌だけじゃなくて声がアニメ声優みたいな女優さんでした。Abbyと今後絡んだりしないかなぁ。
AbbyのASLのTシャツがかわいい。暗くて判りにくいですが、指文字でLOVEと書いてあるんです。
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このシーンでは、何もまだ得られていないのに現れたGibbsにAbbyが「何してるの?」と聞き、Gibbsが「仕事」と真顔で答えるのが、いつもの立場と反対で笑っちゃいました。
Abbyはそういう意味で聞いたんじゃないのにね。
そして自分の頭をどうにかした方がいいという彼女に「ダメ。必要だから」と言ってオデコにチュっとするGibbs。
ラストシーンは海賊映画をオフィスで観る事にしたZivaとDiNozzoでしたが、これは余計な演出でした。
ディズニーもリングリングサーカスも「たかが映画」というZivaに呆れて
D「お前は友達がいないって事だ」
Z「そんな事ない」
D「へえ。金曜の夜に職場で俺と映画なんか観てて?」
Z「アンタは友達」
D「そうなの?」
Z「うそ」
どっちなんだ~(ノ`m´)ノ ~┻━┻ (/o\) お父さんやめてー
「つまりZivaはDiNozzoを友達以上に…」と言わせたいのでしょうか?
口が裂けたって言いませんからねっ(^_^メ)
そもそも付き合ってるなら、どちらかの家に帰って観るでしょうが。
(アメリカ太平洋時間の3/16 20:00放送分の視聴レポ)