NCIS S4-01 Shalom 

街中を疾走する赤い車。(たぶんMini Cooper)
車内には、音楽を大きな音で流してノリノリなZivaがいた。
赤信号で急停止した彼女の横に、タンデムのオートバイが止まる。
Zivaはふと気になって覗き込む。
ヘルメットから革ツナギまで全部黒尽くめの二人が彼女を振り返って見ていた。
彼女の脳裏に、過去の記憶が蘇る。
(Fin de siècleはend of centuryのフランス語なので、フランスか、フランス語圏での出来事か?)
タンデムのバイク。歩道を歩く男。バイクの後ろに乗った人物が機関銃で男を撃ち殺す。
その後部座席の人物が振り返る…それはZivaだった。
何かを感じたZivaは急発進したバイクを追うが、小さなカフェの前に差し掛かったところで爆発に巻き込まれてしまう。
あわてて車を降り、現場を見渡すZiva。バイクは遠くへ走り去ってしまった。
現場は大騒ぎなのに、一人の男が悠然と立ち去ろうとしているのを見て、Zivaは銃を向けて手を上げるようにと警告する。
ゆっくりと振り返る男。Zivaを見て笑みさえ浮かべている。
どうやら、Zivaはその男をよく知っているようだが、あまりの驚きに体が動かず、取り逃がしてしまう。
(バックの曲はKinkyというグループのの”Más”)
まさかZivaはNCISをやめてモサドに戻ったのか? 不敵な笑みを浮かべた男は誰なのか?
などなど疑問は尽きませんが、ともかくティーザー終了っす
今回のツボ
Abby「彼は帰ってきた?」
McGee「彼がいるときにはボクがこのゲームをしないって事、知ってるだろ」
A「あぅぅぅ」
飛行機の乗り継ぎに失敗したのかもというAbbyに、「じゃ、明日帰ってくる」とそっけないMcGee。それを聞いてAbbyは「彼は絆。屋台骨。彼がいなかったら、あたしたちはまるでクラゲ」とまで言う(笑)
「じゃぁ、ボクは意気地なしだと?」「そんな事言ってないわよっ」かわいい痴話げんかだなぁ。
何を食べているのか箱の表示が読み取れませんが「君、また甘いものを摂り過ぎてるよ」とMcGeeに言われるAbby。
すると「私二人分食べてるから」という返事。前にも「妊娠したの。双子よ」なんて嘘を言っていましたが、今度こそ? と思ったら、隣に座っている新人女性がベジタリアンなのを皮肉っていただけでした。
で、Abbyがウキウキ待っていたのは…DiNozzoでした。
DiNozzoがリーダーとしてチームを率いるようになったら服装がGibbsそっくりに(笑)
実はデスクも、元DiNozzoのところへMcGee、元McGeeのところへ新人のLeeと言うように移動していたのです。
しかもデスクだけじゃなくDiNozzoとMcGeeの服装もシフトしています。性格もちょっとシフトして朝からビンラディンゲームをやっていたり。
でもそれはちょっと無理がありますねぇ。Gibbsは昔DiNozzoみたいだったと言う話でしたが、McGeeは二人のどちらにも似てないですからね。
ドイツ出張の土産を部下に渡すDiNozzo。
McGeeへのお土産が「ベリー ベスト オブ デイビッド・ハッセルホフ」というCD(実在する。そしてなぜかアメリカで生産されていない。という訳でドイツ土産なのだ)
全然喜ばないMcGeeを殴りつけ「お前はYanniを聴け」(意味不明)
なんとZivaの父、モサドの副長官が彼女を監視するよう部下に命じていました。全く信用していないし娘とも思っていないような仕打ち。
そして判明したのは…DiNozzoがZivaの家を週に1度訪ねている(いた?)事。
本当か? 捏造か? 楽しそうな2人の写真。Zivaは否定しません。
監視を始めたのが3ヶ月前と言っていますが、Gibbsがいなくなる前からだったのかしら?
そして「彼と性的関係はあったのか?」と聞かれても、Zivaは肯定も否定もせず。うーん、激しく気になる。
Zivaを爆破事件の容疑者と見てNCISにやってきたのはFBI特別捜査官のSacks。あの Frame-Up でDiNozzoを尋問した男ですな。
「実はまだお前がやったと疑っている」とSacks。DiNozzoもそれを目ざとく嗅ぎ取っていて、彼のことを敵対視している。だから長官とのミーティングでも子供じみたいがみ合いをして追い出される(笑)
DiNozzo「俺の所じゃそれは状況証拠って言うぜ」
Sacks「へぇ、そりゃどこだ? ナルニアか?」
DiNozzoが何も答えないと
S「ファンタジー映画だよ。ナルニア国ものが…」
D「知っとるわ!」
うぉおお。Gibbsそっくりな怒り方じゃありませんか(笑)
WWGD(Gibbsならどうする)とつぶやいていたDiNozzoに釘を刺す長官。
確かにね。もうリーダーなんだからそんな事を言っていてはいけないんだわよ。Sacksになめられるのもそういう所をしっかり見透かされているって事か。
ラボのモニター全部がGibbsの写真になってるAbby。
「Abbyと尼さんがボーリング?」なんて話にも全然乗ってこないDiNozzo。やっと本気のお仕事モードに。
メヒコに行ってもシエスタもせず働くGibbs。結局なにか作っていないと落ち着かないらしい(笑)
検死室にチームメンバーが招集され、あやしい作戦会議。
運が悪ければ刑務所行きと言われ腰が引けるPalmer君だったが、Black Lungというコードネームを貰ってまんざらでもない気分に。
Abbyは約束を破ってZivaの電話番号をDiNozzoに教えてしまう。
早速Zivaに電話をするDiNozzo。
Ziva「Abbyに『あなたを殺すわ』って伝えて」
DiNozzo「俺たちも君を好きだよ」
アニキはAbbyのためにこんな嘘までつく。
Gibbs「DiNozzo、10秒やるから、私がメヒコでバスタブを彫っていない理由を言え。9…」
D「(*。*) オヨ?」
ZivaはD.C.に只ひとりのモサド連絡官だった。確か彼女がNCISに来たときは他にもイスラエル人がいたはずだけれど、あれはモサド職員ではなかったのか。
GibbsじゃないGibbs(無精ひげに伸びた髪、そしてニコニコ笑ってる)を見てうろたえるDiNozzo。(Zivaには適切に指示をしていたのに、おかしいぞ?)
そんな彼をMcGeeと呼ぶボス。あれれ~メヒコで脳みそが溶けたか?
そのわけは、NCISを出て行くとき、DiNozzoがFBIのお尋ね者トップ10にリストされていた為、McGeeを後継者に任命したからだ…って支離滅裂!!!
(ボスはからかっていたつもりらしいが、Zivaさえ途中で不審な顔つきになっていたぞ)
小型のボイスレコーダーがDiNozzoお気に入りの捜査ツールらしい。
Duckyに「もうGibbsはいない。君はGibbsじゃない」と言われるが、それなら何故Zivaが自分と行動を共にしなかったかと反論する。
結局DuckyもGibbsは優秀な捜査官だと「現在形」で感じているわけで、DiNozzoは自分の力の無さを実感し苦悩している…と思ったら「髪はボウボウに伸びてるし、髭はモジャモジャでまるで海賊か何かだ」と愚痴る(笑)
お約束で、その後ろにGibbs登場(爆)
コーヒーが間違ってたGibbsとDiNozzo
Zivaに教えたらチームを待たずに駆けつけてしまうというDiNozzo。私が待てといえば待つさというGibbs。これはGibbsの負け。
しかし、忍者キラーZivaもきちんと考えて行動していたのだった。
でも、最初の方で言っていた「いままで1年かけて築いたNCISとの信頼関係」という言葉はやや気になりますね。
「連邦当局」がイランのテロリストを阻止したという報道が気に入らないというDiNozzoですが、長官から「これを受け入れなかったらあなたFBIから捜査妨害で告発されるのよ」と聞き、「じゃ連邦当局でいいっす」って、最後はClassic DiNozzoだぁ~。
GibbsはひっそりとNCISを去ってしまいました。
ただし、記憶が曖昧だったのは皆から引き止められないための「演技」でした。
 

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