あまりの衝撃的なフィナーレに、前半のエピソードが霞んでしまいそうですが、なんとか頑張ってみましょう。
(急いでまとめたので、後ほど手を加えるかもしれません)
終わってみればDiNozzoがキーパーソンだったS4
Gibbs不在が3ヶ月ほど続いて、チームを率いることになったDiNozzoですが、局長のJenからも一目置かれてスペインのロタで自分のチームを持ったらどうかとさえ言われます。
が、Gibbsが心配な事と、極秘ミッションから離れたくないという事で、滅多にないチャンスを捨てて本部に残ることを選びました。
で、ふと気が付いたらあちこちに恋の花が咲いておりました(笑)
DiNozzoは医学生(インターン)のJeanneと真剣なお付き合いを。
Abbyは同業のMartyに淡い恋心を抱き、Palmerは新人のLeeと危ないオフィスラブ。
なんと、傷心のGibbsまでが陸軍少佐のHollisとデートする仲に。
終わってみれば、DiNozzoの恋愛模様だけが目立つのをカモフラージュするためのプロットだったのかと思われますが、Palmerの恋愛だけは余分だったように思います。
ただし、GibbsとHollisの恋愛は、単にDiNozzoの恋愛をカモフラージュする為だけでは無かったと思います。
このまま自然消滅するのではなく、シーズン5でも何か進展があるといいなと思っています。
局長のLa Grenouilleへの執念は普通じゃないと思いました。
彼が武器商だとは言ってもNCISが捜査に乗り出すには理由が必要だと思うのですが、それがはっきりと提示されないので気になってはいたのですが、ラスト付近でついに父親が関係しているらしいと判り、なるほど私怨だったと気が付きました。
でも、個人的な恨みでNCISを動かすなんて、やりすぎですよ。Gibbsだって一人でメキシコに行って片をつけたんですから(この行為も私は納得してませんけど)
ちなみに、レビューの中でTony名義で書いてある部分が、Anthony DiNardo教授として仕事をしていた(後半本気でしたが)と思われるシーンです。
シーズン1のレビューを始めたとき以来、セリフを書いた部分以外では私はずっとDiNozzoとしか書かなかったので、ちょうど区別をつけやすかったのです。
ただし、書いている内容に関しては、潜入捜査とは知らないで観ていた時の気持ちをそのまま書いています。
(別の記事にも書きましたが、実はフィナーレを観終わっても気づいていなかった程、すっかり騙されて見ていました)
疑問点
カナダの空港でLa Grenouilleを暗殺しようとした時、既にDiNozzoはJeanneと付き合っていました。恋人の父親を殺す事になると判っても彼が何も(局長にさえ)言わなかったのは、ちょっと不自然だと感じました。それとも、まだあの頃は本気じゃなかったのかな?
CIA局員のKortはかなりの食わせ物のようです。まあスパイが仕事ですから当然でしょう。
が、それ以上にLa Grenouilleが何かを隠している様に見えました。
こんな恐ろしい「パパ」と会うことになってしまったDiNozzoがどうなるか、それが一番の心配です。
Don、お疲れ様
私にとってこの人ありきのQuantum Leapとの出会いに始まり、JAGやNCISと続いて行ったので、彼がこの番組から手を引く事になったのはとても残念に思っています。
Donが書いたエピ、演出したエピ、大好きなものばかりです。
音声解説に関してのご注意
ここに書いてもあまり効果はないかもしれませんが、DVDの日本語版に音声解説がついていたら、くれぐれも以下の事に気をつけてください。
最終話のDon Bellisarioの解説は、シーズン5の事までネタばらししてますので、絶対にシーズン5のプレミアを観る前に聞いてはいけません。
聞いてしまったらガッカリ度1000%間違いなしです。