警報!
このエピソードは、シーズン2のSwakと深く関係があるのでまだ観ていない方は要注意。
また、シーズン4全体のサイドストーリーとも大きく関係があり、フィナーレであるAngel of Deathからのクリフハンガーでもあるので、そちらを観ていない方も要注意です。
まずは前回までのおさらい。
局長が執拗に追っていたLa GrenouilleはCIAの潜入捜査員が絡んで来て新たな局面を迎えた。Loadstoneと呼ばれるCIAの秘密作戦とは何か、ついにTonyに接触してきたLa GrenouilleことRené Benoitの企みは?
そして、ちょっとだけネタ出し。
MTACで監視カメラからの映像をGibbsたちが見つめる中、Tonyが運転している車が爆発。
シーズン1の頃から使われている捜査官ライセンスの写真も黒焦げです。
これ、彼らしくない顔なので好きじゃないんですが(^^;
さて、Tonyの運命、Jenの過去、Grenouilleの行方は?
さすがに少ないですが、ツボシーンはございます。
ネタバレしてしまうので、今回に限り、これ以下全部を続きの方へ書きます。
しつこいですが、このエピのみならず、シーズン4までのエピを見終わっていない方は、これより先を読むと間違いなく後悔するので、あとは自己責任でお読みください。
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今回のややツボ
DiNozzoがJenの命令で潜入捜査をしていた事がわかり、MTACにチームとJenが集まります。
Tonyの携帯からワン切り状態だった為、こちらから掛けなおすと留守電モードになりました。
スピーカーに音を出すと、なんと20世紀フォックスのテーマに乗せて「ハーイ、教授のDiNardoです。メッセージをどうぞ。あとで必ずかけなおしますよ」
Ziva「彼が教師?」
McGee「先輩が妥協したとしても別に驚きません。この素敵な案は誰が?」
Jen「私のよ」
あちゃー。
Abbyのラボへ来たGibbs。
「嘘だって言って」とAbbyから迫られ「そう言えたら…」 あー、切ない。
Jenが頼んだ指紋照合の事をGibbsから聞かれ「約束したからいえない」
G「他にまだ秘密があるのか」
A「ううん。これだけ。局長が一致する指紋が無かったって言ったときは約束して無いの。だからこれは秘密じゃないわ」
なるほど(^^;
黒こげ死体を解剖するDucky。Palmerと遺体の状況を確認している時に、ふとある事実に気づいた。
Ducky「この遺体はあの忌々しいペストに罹ってない!」と嬉しそうに何度も叫んで検死室を飛び出していく。
なんだかんだと言いつつ、全員がDiNozzoはもはやこれまでと信じていた。
Zivaは彼のレターオープナーを常日頃からいいものだと思っており、PalmerはAmerican Pieのマグカップ、Duckyはマイティーマウスのステイプラーを失敬。
Ducky「一瞬たりとも信じて無かったよ」 こらー、どの口がそんな嘘をつきますかー(笑)
それにしても、「皆が毎日お前が死んだと思ったりしない」ってどういう事、Gibbs?
Abby「動機があるわ」
McGee「君に?」
をいをい。何年彼女と一緒に仕事してんのさ?
感想
いやはや、まさかと思いつつも、車が爆発したときには「ついに終わったか」と、驚きというより寂しさを感じました。
DiNozzoがいないNCISなんて絶対に考えられませんから。
それにしても、シーズン2でDiNozzoが罹った肺ペストが出てきたのには「上手いっ」と膝を叩いてしまいました(^^;
DiNozzoが本気でJeanneを愛してしまったのはやはり失敗でした。Jenに相談をしたときに、やめるべきとは言われなかったのを真に受けるなんてシニア捜査官としてはありえない判断です。彼が、どうしてもJeanneを愛してしまう理由が欲しかった。
彼への気遣いなのだろうけれど、Jeanneの行方をDiNozzoより先に調べていたZivaの行動もなんだか嫌です。彼だけ呼び出してそっと教えてあげたらよかったのに。
Zivaの勘が「女の勘」じゃなくて、同僚として、またモサドとしての勘であってホッとしました。
Jenの父親はやはり自殺で、Grenouilleが殺してはいないと私は思うのですが、彼女は絶対に信じていないですね。
GibbsはJenの気持ちを読んで、彼女がバカな事をしないように先回りしていましたが、あれで食い止められたと思ったんでしょうか。
ボートの捜索でGibbsは「ひょっとしたら」と思ったのか、あるいは逃げたと本当に思ったのか。はたまた、Kortが何かしたと思ったのか。
そして、ラストのあのGrenouilleは彼女が? それとも暴走したKortが口封じを?
そうそう、KortってCIA局員って事だけは判ったけれど、結局Grenouilleに張り付いて何をしていたのかは具体的になりませんでした。
今後、この話の決着がつくのだと思いますが、あまり引っ張らずに、カラリと明るいチームGibbsを一刻も早く返して欲しいものです。
(とはいえ、JenとDiNozzoの間に、深い溝ができたのは間違いないので、これがこの先にどう影響するのか…)
ムダ知識
車の検証シーンはオープンセットではなくロスの市街地でのロケだったそうです。
後ろの高いビルはワシントンD.C.には無い建物なので、観る人がみたらすぐ判るとか。CGで消す予算がなかったか、特に気にしなかったか…。
またラストのPhoof(モノクロ画像)が最初と最後では違っていましたね。
流石にあのラストを見せたら面白くないでしょうから、仕方ないですけど…。
実は、S4のフィナーレの音声解説でDon Bellisarioが言っていた事なんですが、最後の方の薬中男がTonyの頭を銃で殴るシーンでは、賢すぎて強情なJeanneが男のいう事をことごとく聞かないので「やれやれ、こりゃ殴られるぞ」という表情をしているとの事です。
言われてみれば確かにそんな感じに見えます。
今回の音声解説は、DiNozzo役のMichael Weatherlyと彼の実母であるPatricia O’Haraが担当。Michaelひとりで解説していても脱線しまくりなのに、素人のママが相手とあって、途中ドラマとは全く関係ない話に花が咲いて、いつ元に戻すのかとハラハラしました(笑)
音声解説情報 その1
「おさらい」のシーンで、DiNozzoが床をスライディングするのを見て
パ「ここは良かったわね」
マ「女の子がヘロインを吸ってたの、憶えてる?」
パ「いいえ」 (^^;
ママは息子のシーンだけしか観てない(笑)
音声解説情報 その2
このエピソードについて、ママは事前に内容を聞いたりはしなかった。一般の視聴者として番組を楽しみたかったから。
というわけで、車が爆発したシーンを見たときは、すごく驚いたのだそうです。しかも、ママはドラマの中のことを事実のように受け止めてしまうため、ダーク・エンジェルでは「本当に歩けなくなった息子」を毎週心配して観ていたとか(^^;
もちろん、あの肺ペストで苦しんでいるシーンも本当に苦しんでいると思って観ていたんだそうです。
たぶんMichaelの迫真の演技もあるでしょうけれど、ママはのめりこみやすい性格なんでしょうね。
音声解説情報 その3
エレベータでDiNozzoが現れ、Kortに胸倉をつかまれるシーンがママのお気に入り。
ここでは拍手して大喜びしてました。いたずらがばれてママに怒られた3歳児みたいな、舌をぺろっとやる彼の癖が可愛いのかな?
音声解説情報 その4
この撮影の始まる前、Michaelは夏休みを満喫したそうで、1ヶ月間ジャマイカにいたり、他にもいろいろしたとか。「いい日焼け」してるだろ、みたいな事を言っていました。
DiNozzo愛用のステイプラー
実は壊れてるそうです
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